昨日は中央大橋を渡り、佃マンション群を通り抜けて明るい日射しの中、隅田川沿いを歩きました。桜のつぼみがたくさん付いてるけども、まだ固いなぁーって思いながら歩いてました。
今週末には暖かくなるって言ってたから、今度こそ桜の開花宣言が出るんでしょうか。
病気にならないための学問。
昨日の午前中にBSで「英雄たちの選択」を観ました。今回は佐伯 矩(さえき ただす)です。
あまり知られていない人ですが、日本の学校給食制度の創設に尽力した科学者です。
かつての日本人の貧しい食生活を指摘し、子供たちの健康を第一に考え、そのために「食いもの博士」と揶揄されながらも、生涯にわたって国民の体格向上を目指した人です。
栄養学の専門学校を創設し、日本に「栄養士」という専門職を誕生させた彼の功績は世間一般にあまり知られていないけど、健康な身体を作るために必要な「栄養」というものに着目したのが素晴らしい。今では普通に世の中に知られてるカロリーや基礎代謝などの概念をどんな人にもわかりやすいよう紹介しました。
「私は病気を治す医者ではなく、病気にならない人間をつくる医者になる」彼の言葉です。
人が生涯、健康に生きてゆくためにはこれほど大事な知識はないのではないか。本当に食事は毎日の事ですものね。栄養学はちゃんと学びたいと思います。