私がまだ生まれてない1952年公開の黒澤作品


祝日の昼間に「生きる」


祝日(成人の日)の昼間にNHK総合で何とあの黒澤作品「生きる」やってました。

この映画は作り方によってはお涙頂戴の話に作れるのに、主人公は途中で亡くなり、通夜の参加者の回想から生前のシーンをつないでストーリーを淡々とすすめる構成になっている。

実は若い頃この映画を観た時に、(勝手にドラマチックに盛り上がる展開と思い込んでいたので…) 実際には、突き放したような淡々とした描き方に物足りなさを感じガッカリしたのだった。

が、歳を重ねた現在、主人公が死期を知って、自分の回りを見回した時の無念さ。戸惑い。目標を見つけ、取り憑かれたように公園の建設に奔走する姿を淡々と描く事で、リアルに、全てが我がことのようにザクッと刺さりました。

それよりも同じ映画なのにこんなに印象が変わるんだと、驚きました。今回このタイミングでこの名作を観れて本当に良かったです。


能登半島地震も「生きる」を観た事も…
当たり前がいかに大切か。
再認識させて頂いた気がする。

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