望美「セッティング完了?」
安子「ええ。って、望美ちゃん、いつの間にそこにいたの?」
望美「あんこが保健室に入ってきた時にはもういた」
安子「あら、具合悪いの……?」
望美「あんこのぱいぱい見たら気分悪くなった」
安子「そ、そんなこと言われても……」
望美「その椅子は来客用?」
安子「え? ええ、誰が使ってもいいんだけど、お店で座ってみたら気に入っちゃったの」
望美「ふむ……すけべ椅子」
安子「そんな名前じゃありません!」
望美「どう見ても女子を座らせるのが目的。そして下から見る。むっちりで眼福? でも、これじゃ真ん中が見えないよ?」
安子「……見えなくていいんです……」
望美「おお。裸で座らせるけどモザイク使いたくないから? さすが、エロいあんこは私の想像を超えてくる」
安子「エロくありませんッ!!」
望美「そんなぱいぱいで言われても……」
安子「ぱいぱいは放っといて!」
望美「仕方ない。実際に座って証明してみせるしか。ぺたり。密着度がかなり。そしてこの辺に鏡を置いてみる。なにが見える?」
安子「い、椅子のフレームの向こうに……ぷっくりとしたふくらみが」
望美「残念、それは私のおいなりさんだ」
安子「それ言いたいだけだったんじゃないの!?」
秋 史恭@脚本(*´Д`) 自宅でも会社でも椅子が変わりました。