本日、夕方にアメリカ大統領選挙の結果が出た。

新しい大統領は、ドナルド・トランプ。

午前中は、ヒラリー・クリントン候補が優勢との情報が多かったが、午後になるとトランプ候補優勢の情報が出始めたと同時に、日経平均や円ドルの為替が大幅に下落し始めた。

そして、日本のマスコミのコメントも昨日までのトランプへの批判めいたコメントから当然とのコメントへ変わり始める。

と、同時に、自分たちの事はさておき、アメリカのマスコミ(メディアや新聞)などの今までの直接的なトランプ批判に対して今後の展開をどうするのでしょう?などと、アメリカのマスコミの失敗に対する批判的な内容となってきた。

日本は、直接的な批判はしないが、マインドコントロールの様に映像時間の違いや間接的な言い回しで、情報操作が行われていると私は感じている。

テレビ以外の情報収集が少ないとテレビでのコメンテーターの意見により、候補者へのイメージが悪くなったり、良くなったりする。

東京都知事選の時もそうだった。流れが変わり始めても内容は変わらなかったが、終盤になりマインドコントロールが効かないと分かると「コロ」っとコメントが変わってきたのは皆さんも記憶にあるだろう。

 

日本国民はもっと民放テレビだけの情報だけでなく、多くの情報基盤から情報を得ると同時に、海外で発信されている日本の情報を見る必要がある。

 

海外での日本の評価は、日本人が思っているほど低い。また、日本の与党に属す支持母体の宗教についても「カルト宗教」との意見もある。

だからこそと言う言い方はおかしいが、日本に観光に来た外国人は、日本の素晴らしさに感動して帰国することも多いと聞く。

 

今も昔もそうだが、今後、日本国民として、個人として、どの様に情報を仕入れ、判断し、行動するかがこの日本の将来を左右することになると私は考える。

 

さて、トランプ大統領となり、日米安保の今後や数日後に強行採決されるとの話のあるTPPについてどうなってくるのか?

トランプ大統領は、通称「思いやり予算」と言われる、在日米軍駐留経費負担について「日本はもっと出すべき」と言っていた。

また、TPPについても、反対の意向を示している。

クリントンであれば、今までと同じような外交で大丈夫だったが、トランプとなると一筋縄ではいかない可能性が出てくる。

勿論、トランプが発言してきた内容をそのまま実行するには、今までの両国の歴史や法律などによりそう簡単には進まないとみているが、自分の保身しか考えていない日本の政治家がどの程度、ビジネスマンと言われるトランプ大統領と交渉できるだろう。

 

それだけではない、日本の防衛としても、中国やロシアなど他の国の日本への状況も変わってくる。

 

世界中で起こっていることが、今までの様な他人ごとではない状況が日本にも訪れる可能性は大きい。