こんばんは!
今日は、朝から蓮田市の教育委員会会議の傍聴に行ってきました
議題としては、放課後子供教室推進事業や蓮田市総合文化会館運営協議会委員の委嘱についてでしたが、議題に入る前の教育長報告の中で"今後の小中学校給食費について"お話がありました。
内容としては、「現在、物価高騰の影響より、学校給食の質の確保について、非常に大変になってきている」とのことでした。
昨日の議会でも、学校給食についての質問がありましたが、市からの答弁で「野菜を安価なものに替えたり、デザートを減らすなどして対応している」とありました
野菜については、献立により使用する食材が異なるため比較はできませんが、市内にある小学校の献立を参考に、デザートの回数を令和4年と令和5年で見比べてみました
デザートの出された回数
令和4年4月令和5年4月
7回4回
令和4年5月令和5年5月
9回6回
令和4年6月令和5年6月
6回4回
今年と昨年の献立表を比較して、数えてみたのですが、このように全ての月で減っているのがわかりました
献立を考えてくださっている方々や調理員さんの日々の努力により、子ども達の健やかな成長のために必要な栄養素が取れるよう対応をしていただいておりますが、昨今の物価高騰は、その努力だけでは対応が難しくなっている現状がわかりました。
なお、今後、教育委員会としては、以下のことを検討していくとのことです
給食費の物価高騰の影響分を、市の財源で補填するか。
今後も物価高騰の影響が続く見込みであることから、給食費の値上げをせざるを得ないか。
値上げを見当した際、影響の大きい世帯への補助をどうするか。
なお、現在、蓮田市の給食費については、小学校が月額4,200円、中学校が月額4,880円となっており、各学校の会計により、全てが食材費に充てられています。
今後、今回の物価高騰の課題はもちろん、給食費の公会計化、子育て支援として給食費無償化など、検討すべき事項は多くあると思いますので、物価高騰の対策に終始することなく、学校給食費の在り方についても検討をしていただきたいと思います!
なお、給食費無償化については、国の交付金を活用したコロナ対策・物価高騰対策として、蓮田市でも一時的に無償化を実施しましたが、その際、「市の子育て支援として、継続的な無償化も検討してはいかがか」と市に提案しましたが、自治体単独の無償化については、財源確保がとても厳しいとのことでした。
その後、国の子育て支援としても無償化の検討が進んでおり、また、埼玉県内でも、坂戸市で今年度から給食費を無償とする取組みが始まっていますので、国や県内の状況も注視しながら市でも検討して欲しいと思います。
全ての子ども達が温かくて美味しい給食を食べられるよう、引き続き、私も理解を深めながら、蓮田市に合った学校給食の在り方について、市へ提案・要望していきたいと思います
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