こんばんは!
今日は今年最後の市役所へ行ってきました
職員の皆さんには、1年間大変お世話になりました。
さて、今日は令和2年12月議会の市政に対する一般質問の4問目についてご報告します。
一般質問【15】地域共生社会の実現①
昨今、ひきこもり・高齢者の一人暮らし・ダブルケア・8050問題など、既存の制度だけでは解決の難しい、複雑化・複合化した福祉課題が多くなっております。
これに対し、国では、制度・分野の枠を超え、人と人、人と社会がつながり、助け合いながら暮らしていくことのできる、地域共生社会の実現に向けた取組を推進しております。
令和3年度の厚生労働省予算概算要求では、これに関する事業費は重点要求として示され、ポストコロナ時代における「新たな日常」を支える、社会保障として位置づけられております。
そこで、市の方針を質問しました。
1、重層的支援体制整備事業の実施
こちらは、国が示す重層的支援体制整備事業の全体像です。
今年の社会福祉法改正により、地域住民の複合化・複雑化した福祉ニーズに対応する包括的な支援体制を整備するため、このような体制を整備することが市町村の任意事業として位置づけられました。
①市の取組状況
【質問】
これまで、どのような取り組みを行ってきましたか。
【市の回答】
重層的支援体制整備事業は、令和2年6月に改正され、令和3年4月に施行される社会福祉法に基づき創設された、新しい体制整備事業である。
この重層的支援体制整備事業には、「相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を行う体制を整備する必要がある。
「相談支援」とは、介護、障害、子ども、困窮の相談支援に係る事業を一体として実施し、本人・世帯の属性にかかわらず受け止める包括的な相談支援体制を整備することである。
「参加支援」とは、本人や世帯の状態に寄り添って、社会との繋がりを回復する等、地域住民の地域活動への参加を促進するための支援体制を整備することである。
「地域づくりに向けた支援」とは、介護、障害、子ども、困窮の地域づくりに係る事業を一体として実施し、地域社会からの孤立を防ぐとともに、地域における多世代の交流や多様な活躍の場を確保する地域づくりに向けた支援体制を整備することである。
重層的支援体制整備事業については、施行が令和3年4月であること、体制整備のための内容や関係機関等が多岐にわたることから、調査研究を始めたところである。
②事業スキーム
【質問】
事業実施に向けた市の構想はいかがでしょうか。
【市の回答】
重層的支援体制整備事業については、新しく支援体制を構築する方法、既存の相談支援窓口を発展させ支援体制を構築する方法、既存の各相談支援窓口を合併して支援体制を構築する方法等が考えられるが、先進市の事例を参考に研究していきたいと考えている。
③事業実施の課題
【質問】
事業実施の課題があればお答えください。
重層的支援体制整備事業は、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援体制を整備する必要があることから、人材の確保や組織改正等が課題になると考えられる。
また、相談に来た方に分かりやすい場所の確保も課題となるのではないかと考えている。
④事業移行の目標年度
【質問】
事業実施の目標をいつに定めますか。
【市の回答】
重層的支援体制整備事業の実施については、可否を含め、現在は未定です。
長くなってしまうので、今日はここまでにしたいと思います。
明日、続きのご報告をさせていただきます
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