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子供の頃飼っていた ボクサー犬のジェスです。


賢い犬で 警察犬の賞状や コンテストの賞状もあります。


立派な犬で 父の自慢でした。


でも 神隠しにあって いなくなりました。


(またぁ~夢みたいなこと 言って~)


と 思われるかもしれません・・が、


事実としか 言い様がないんです。


だって その場に 私も姉も母も いたんですから。


はっきり覚えています。 ジェスのトイレのために 通りに3人で出たんです。


夜で 家の灯りで明るかったですが 人通りも 車も 通っていませんでした。


ジェスは 写真のように 通りの木に繋いでいたと思います。


家の前なので 母はほうきでそうじしていて 私と姉は遊んでいました。


ジェスを見て 後ろを向いて すぐ振り返ったときには もう


ジェスはいませんでした。


広い通りです。 見えないわけがありません。


車も通りませんし 人影も見ませんでした。 ジェスは吠えることもしませんでした。


母は青くなって 捜しました。 大人たち総出で捜しました。


でも見つかりませんでした。


父は怒りました。 なんで見てなかったのかと。


でも 後ろを見て 振り向いた時には いなくなっていたんだもの。


母も姉も その一瞬 ジェスを見てませんでした。


そんなこと あるわけがない と思われるでしょうが 事実なんです。


母は言ってました。


 「お前たちじゃなくて良かった。 ジェスが代わりになってくれたんだね」


ジェスは利口な犬で 私たちを可愛がってくれていたから 守ってくれたんだと。