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旧暦では今日が端午の節句の日といいます。

粽(チマキ)とゆで卵をいただいて、健康に感謝して食しました。

さて、端午の節句と粽(チマキ)との関係を調べてみました。(大体のことは知っていましたが。)
中国は楚の時代の詩人(政治家)屈原は陰謀で国を追われ、汨羅(べきら)という川に身を投げてしまいました。(その日が5月5日だったそうです。)
屈原の死を痛んだ里人は、ちまきを川に投げ入れて弔ったといいます。何故、粽(チマキ)を川に投げ入れたのか、屈原への供え物としたからですが、一節によれば、川魚が飛び込んだ屈原を食べないように『餌』として投げ入れたためともいいます。

では、粽(チマキ)が楝樹(れんじゅ)の葉で包み、五色の糸(今は凧糸のようですね。『本物』は見たことはありません。)で縛られるようになったのは、『楝樹』の葉は粽(チマキ)を横取りしていた悪龍(コウ龍)が嫌っていたからと言われています。
こうして、楝樹の葉で米を包み五色の糸で縛って屈原への供物として川に流すようになったらしい。

これが屈原の故事です。以後、粽(チマキ)を作り、親戚や知人に配るようになったということです。
そうした風習は、病気や災厄を除ける大切な宮中行事、端午の節句となり、日本にも伝えられました。

ちなみに、5月(旧暦)は季節の変わり目で病に倒れる人が多いため、厄除けの意味と健康を祈願した慣わしもあるということです。

そういうわけで、始めに書いたように『粽(チマキ)とゆで卵をいただいて、健康に感謝して食しました。』ということになるのです。

では、ゆで卵はといえば、滋養ということと、卵は万物の根源という勝手な解釈をしています。
いずれにしても、感謝です。