期待には失望が、夢には現実が待ち構えているのですね。

原作があるからストーリーは分かるけれど、『シグナル・シグナレス』のこけし(?)化、シグナルのわざとらしい棒読み化、『注文の多い料理店』のレストラン(和風か中華風?)の設定及び三文漫才師(役者)のドタバタにしつらえたのは、意味があるのかな……?。
これが現代的な表現だとすれば、現代は表現力の枯渇した『エンターテイメント』の時代なんですね。
直ザイにいえば、実につまらなかった。
愕然とした。
後の2週、3週目は、観る気も失せました。
何なんでしょう…?
推察するに、手抜き工事と同じで、いい加減な設計、施工なのだとしか言いようがない。受注したものの子会社ヘの丸投げと同じで、事故が無いものの、これらを観た人達の精神を蝕むのではないかと思うほどで、かつ、宮沢賢治を賤しめているようで観るに耐えられなかった。二作観るのにひどく忍耐を必要とした。
これ以上書くのもしんどいから止めるけど、NHKさんバカにしないでくださいませ。
没後80年の記念なんでしょう!