ふでばこ

ふでばこ

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ふでばこファイナル、全公演無事終演いたしました。

これまでの長い間携わってくださった皆様、観てくださった皆様、、全ての方々に心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

ともに携わってくれた作家陣・スタッフさんにはまた改めて。

今回めっちゃ感動してしまったことがあるので話しちゃうね。


今回の2日目土曜日の朝にね、

楽屋入りしてしばらくするとOFF・OFFシアターの事務所の方が「ふでさん、ご面会の方です」と声をかけられました。

入り口のドアを開けるとご年配の女性の方。

はて?誰だっけ?と考えていたら、「あらやだ、わからない?」とマスクを外したご婦人。


その方は私の恩師。

京華女子高校2年と3年両年担任を勤めてくださった佐藤百合子先生(現在は中村姓)英語を教えてくださっていた担任でした。

本当に嬉しくて。


先生には毎年ふでばこのご案内を郵送で送らせていただいておりましたが、なにしろ現在は群馬県にお住まいですし、ご高齢になられていらっしゃると思いましたので(ご年齢教えてくれない').まさか劇場まで足を運んでくださるとは。

号泣です、はい、号泣でした。


その様子をご覧になられて

「あなた、私が付いてるんだから頑張りなさいよ!」

なんで学校の先生は何年経っても物言いが先生なんやろ(笑)

心はもう高校生ですよ。


なんなら、高校で演劇部に入り全国大会も制覇しました。が、他の同級生達が進学や就職が決まっていたあの時期、この先生の「あなたは喜劇がいいわよ。テアトルエコーに行きなさいな。」

この一言で、私はテアトルエコーの養成所へ入りました。

私の人生の矛先を決める鍵になった方です。


なんだかね、人生の答え合わせのような、おもしろい時間をいただきました。

終演後、先生にエコー云々のお話しをしたら、すっかり覚えてらっしゃらないご様子。

でもね、高校卒業してエコー養成所を出て、劇団員にはなれず外部の公演で銀座小劇場とかで舞台やってる時にもきてくれた。


「あなた、生きててよかった、心配したのよ。お金なくて死んじゃってるかと思ったわ。」なんつって、一万円を包んで持ってきてくださったり。

んなことがたくさん思い出されてやはり、号泣ですよ。


他にも、エコーの同期の男の子(現在はおじさんですが)が、わざわざ高知から観にきてくださったり。

長年在籍していた事務所の恩師がお米に熨斗つけて持ってきてくださったり。

長年の関口ふで保存会の皆様が観にきてくださっあり。



やはり、ファイナルという、ひとつの節目に、わざわざ遠方から足を運んでいただけたのも、本当に大きな励みになりました😭

ありがたい。いや、ありがとうございました!


ファイナル。

そう、舞台上でもお話しましたが、なぜ今回で最後にしようとしたのか。

自分でも明確な答えはわかりません。

でも、何か感覚的に、ここが、人生の分岐点になる気はしております。

そう、発信するエネルギーが怒りから愛に変わってきているのを自分で感じた時に、一旦リセットしようかなと、思ったのね。

もちろん金銭的なこともありますが。


10年続けて観てくださり、チケットもチラシも大切にとって置いてくださってる方も数人いらっしゃる。

ありがたい。ありがたい気持ちしかないです。


このおしまいは、おしまいだけど、これからの発展のための前向きなおしまいです。

ちょっと卒業に近いかな。


また、充電して、皆様の前でおもしろいこと、バカバカしいことを引き続きやって行きたいと思います。


長い間、ふでばこを愛してくださり、本当にありがとうございました😭


いやいや、長文やん💦🙏

生きているうちに自分の魂燃やさないとね。

それは今も昔も変わりません。


皆様、本当にありがとうございました!