新年おめでとうございます。

皆様のご支援のおかげで新年を迎えることが出来ました。改めて、感謝申し上げます。

東日本大震災からまもなく二年が経ちます。一昨年に行なった若手議員団での支援活動を継続しようということで、去る十月に宮城県石巻市上釜地区を訪れました。地震による発災直後、火葬場が足りなくなった為、上釜地区の公園には約200名のご遺体が仮土葬されました。その後、火葬も終わり、元の公園に戻されたのを受けて、こけら落としイベントとして市民大運動会(『再生、上釜。ふれあい広場フェスティバル』)が行なわれました。

今回は、このイベントの運営支援を行ないました。子どもからお年寄りの方まで多くの方々が集い、障害物競走、玉入れ、大縄跳びなどで共に汗をかいて参りました。その後、市内を回り、未だに残る瓦礫や、未整備状態の道路などを視察し、継続した支援活動が必要であることを痛感しております。東京都は率先して瓦礫受け入れなどの支援活動を行なって参りましたが、引き続き、対応して参りたいと思います。

さて、昨年も、『アジアの都市間競争に負けない東京』を創ることを主要テーマに都議会活動を展開して参りました。教育の面においては、世界の若者と渡り合える日本の若者を一人でも多く東京から輩出したいという思いから、子どもたちの英語によるコミュニケーション力の向上に取り組んで参りました。その一つとして、昨年4月から、都立高校生の公費留学制度が実現し、第一陣として150名の高校生がまもなく世界に飛び出します。また、私立高校生への留学支援制度についても、その必要性を主張して参りましたが、本年4月からの事業開始に向け、準備が進んでおります。引き続き、教育分野での提言を続けて参りたいと思います。

本年も、皆様からのご意見をしっかりお聞かせ頂きつつ、都議会活動に全力で取り組むことをお誓い申し上げます。ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

                   (世田谷新聞記事より抜粋)