新年おめでとうございます。日頃より、皆様にはご指導を頂き、感謝申し上げます。

昨年の東日本大震災及び原発事故は、東京都に多くの課題を突きつけました。

被災地に何度も足を運び、被災状況を目の当たりにする中、東京の防災対策は考え得る最大級の地震を想定しなくてはならない、また、エネルギー供給については地方に頼る現在のエネルギー政策を転換していかねばならない、と強く感じました。

その為、東京の中長期的エネルギー政策の必要性を謳った『省エネ確保条例』を同僚都議と共に作り、都議会民主党として都議会に提案するに至りました。

結果、賛成多数で可決され、この条例に基づき、現在、東京都の中長期エネルギー政策が練られております。

また、防災対策については、都内全区市町村からのヒアリング、あるいは、地震を専門とする学者・有識者との意見交換を重ねる中で、木造密集地域対策などを柱とした『東京の防災対策の提言』をまとめあげ、昨年十一月に提案しました。

この提言を基に、引き続き、東京の防災力向上に注力して参ります。

さて、昨年八月には都議会三年目を迎えました。新たな役割として都議会民主党の政策調査会副会長、及び、都市部会事務局長、そして、都議会都市整備委員会の理事に就任し、昨年同様に、アジアの都市間競争に負けない東京づくりを目指し、羽田空港の強化や臨海副都心エリアの活性化を重要課題に据え、政策立案等に取り組んでおります。



本年も、昨年に引き続き、積極果敢に議員提案条例作りに挑戦するのはもちろんのこと、東京の競争力強化につながる都市政策立案にも注力して参りますので、皆様のご指導の程、宜しくお願い申し上げます。18:40