政府が自治体から募集している特区構想。

東京都はアジアヘッドクォーター特区構想を打ち出し、政府に提案している。

欧米やアジア企業がアジア地域に統括拠点を置くとしたらどこにするか。極めて重要な点です。東京都を選択してもらうことで、世界からヒトモノカネを集め、都市間競争に勝ち抜く、これが東京都の目標。

具体的には、外国企業の業務統括拠点及び研究開発拠点を5年間で50社以上及び、その他の外国企業を5年間で500社以上、を誘致することとなっている。

その為に、法人関連税を約8%減税し32.55%とすること、入国・再入国申請審査の迅速化などの規制緩和を目指している。

対象エリアは、お台場臨海地域、東京駅周辺、新宿駅周辺、渋谷駅周辺、新橋・赤坂・六本木周辺、品川駅・田町駅周辺、そして、羽田空港跡地としている。

今朝は都議会民主党の都市部会でそのうちの一つである羽田空港跡地を視察。

羽田空港に向かう環状8号線が走る周辺エリア約53ヘクタールが当該地。

羽田空港の更なる国際化に向けて、当該エリアに観光施設や展示会場を集積することが計画されている。

『アジアの都市間競争に負けない東京を目指す』為にも、この特区構想は実現させたい。15:55