臨海副都心エリアにカジノ誘致を。

では、臨海のどこに誘致するのか?

私は、豊洲こそカジノ誘致にふさわしい場所であると、本会議で提案しました。

ご案内の通り、豊洲は築地市場移転用地として、計画が進んでおります。

しかしながら、豊洲には環境基準の4万倍を超える汚染物質が土壌から検出。

よって、我々は、豊洲は魚を扱う市場用地としてはふさわしくないと主張し、築地市場再整備案を対案として、既に示しております。

これに対し、石原都知事は、豊洲の土壌を入れ替えるなどの汚染対策工事を586億円かけて行うので、豊洲への市場移転は問題ないとし、移転を強行しています。

そこで、私は少し切り口を変えて、つまり、豊洲の持つ潜在的な経済価値に焦点を当てて、『豊洲には市場ではなくカジノを』と主張した訳です。

理由は4つあります。

①臨海エリアにある豊洲は、羽田空港から車で15分の距離にあり、外国人観光客を引っ張ってくるのに最適な立地条件を持つ。

②豊洲に市場を作る場合は食の安全確保ということで586億円もの土壌汚染対策費用を要するが、カジノやホテルなどの商業施設を作る場合にはそうしたコストは不要。(豊洲は環境確保条例を既にクリアしている。)

③既に都議会民主党が築地市場再整備案を示し、現在地再整備が可能であることを証明しており、また、豊洲以外にも、例えば、晴海地区や有明北地区など、汚染がなく広さも確保できる移転可能な未利用地が存在している。

④カジノ以外に劇場やコンベンションセンターなども併設する複合型カジノ施設を誘致出来る程の広さを有するのは、臨海副都心エリアにおいて豊洲のみ。

これらの理由を考えれば考える程、豊洲に市場はもったいなく、カジノがふさわしいと主張。

以上が、『アジアの都市間競争に負けない東京を目指して。』というテーマの下、先の都議会本会議で私が提案したことです。

引き続き、東京の競争力強化の為、様々な政策を練り、実現を目指して参りたいと思います。

皆さんからの様々なご意見もお待ちしております。24:45