子どもたちに、いかに英語力を付けるか。



日本では、ようやく本年4月、小学校5年生からの英語授業の必修化が始まりました。



他方、競争力を付ける為に国を挙げて英語学習に力を入れている中国と韓国。



中国では既に2001年に小学校3年生からの英語授業必修化、また、韓国では更に早い1997年に小学校3年生からの英語授業必修化がそれぞれ始まっています。

このような、英語教育の差は様々な数字上に表れています。



例えばTOEFL(米国の大学に留学する為に必要な英語試験)。



私が知る限り過去20年、日本は常に中国、韓国に遅れをとっています。



日本は完全に周回遅れとなりましたが、今から必死になって挽回していかねばなりません。

その為には、英語授業の質を高める必要があります。



私が提案したのは、まず一つ。



小学校英語と中学校英語の連携強化です。



例えば、中学1年英語はコミュニケーションに重きを置いており、小学6年の英語授業の焼き直しにならないように注意が必要です。



現に、小学校と中学校の英語授業を視察したところ、そのような課題を強く感じました。

必修英語授業を受けた小学6年生が来年には中学1年生になります。



中学1年の英語授業が、新しい学習指導要領に明記されたように、聞く・話すだけでなく、読む・書くにも力を入れたバランスのとれたものにしなくてはなりません。



その為に、区市の教育委員会及び学校現場に対して、焼き直しにならないよう、学習指導要領の意義を周知徹底することを、都教育委員会に求めました。



長くなりましたので、もう一つの提案については、後日、述べさせて頂きます。18:10