階段という建築物を見て思った。階段にはエスカレーターと違って登りも下りもない。興味深い。階段という仕組みを考えた人はとても哲学的で人とは何かをよく考え知っていて気づいた人なんだろう。そこには普遍的な真実が現れている。段々の形状が斜めに横たわっている。ただそれだけなのに、それは人間に対して至ってシンプルだが、それを目にする人に、アナタは自由なんですよ、決めるのはアナタなんですよ、その選択の結果はすぐにでますよ、と教えてくれます。え?結果ってナニ?...簡単です。選択によってアナタは、高い場所にいるか、低い場所にいるのか、が決まる、って事です。人生に似てますね。結局階段のせいにしてはいけないのです。登るも降るも自分が選ぶってことですよね。選挙もこのくらいわかりやすければいいですね。
お後がよろしいようで。



誠人