関口誠人オフィシャルブログ「セキグチMaコト超個人的日記」Powered by Ameba-CA3C13010001.jpg

昨日珍しく時代劇をみました。古き良き時代の喜劇で、てなもんや次郎長道中、とかいう藤田まことさんなんかが出てる作品です。昭和四十年代の映画なんですけど、僕は数年前からその頃の特に喜劇をみるのにハマっています。最近亡くなられた森繁久弥さんの駅前シリーズや社長シリーズなどをみまくりました。その頃の映画はテンポが緩くセリフも穏やかで、眠る前にみるにはもってこいです。それをみると安定した気持ちになるので、不眠症で安定剤などを飲まないと眠れない人なんかには超オススメだと思います。

で昨夜の時代劇をみていて当時の街並みには当然電柱がないわけです。安上がりのテレビ時代劇では時々背景に電線なんかが映り込んでいる事がありますが、さすがにその映画はよくできていてかなりリアルに街のセットが組まれていました。それでふと電気がない時代ってどんな暮らしだったんだろう?と考えてしまいました。

 夜道を歩く時は提灯を持ったのだとしたらずい分大変だっただろうな、なんて考えました。現代の道は街灯があるから平気で歩けるわけで、もしなかったらネオンなんかない住宅街は真っ暗だと思うわけです。田舎では今でもそんな道があるんじゃないでしょうか?

 今電気が突然なくなったら僕たちの暮らしはどうなるんでしょうか?こうやってブログで問いかけることもできないわけです。やはり電気がなくなったら生活が麻痺してしまうでしょう。

 しかし考えようによっては電気がなくなったとしてもやがて人間は器用に順応していくのではないでしょうか?

 携帯電話が普及してまだ約二十年。今では携帯のない生活は考えられない気もしますが、以前は携帯なんかなくっても全く問題なくやってましたよね。

携帯は確かに便利だけど携帯があるゆえに失われた事ってありませんか?例えば人との待ち合わせもアバウトにしか決めない。7時に渋谷ね、だけ約束する。渋谷に行ってから携帯で連絡とればいいやって感じです。ところがバッテリー切れや、圏外なんかのせいで相手と会えなかったっていう経験が僕にはあります。


便利になる事と安易になる事は違うって気がしませんか?


この話題は何度か書きましたけどいくら考えても考え過ぎではないくらい重要な問題な気がしたのでまた書いちゃいました。


 写真は大忠臣蔵の、世界の三船こと三船敏郎さんです。