秋雨前線が停滞して連日雨が続いていますね。そのせいか湿度が上がり、ちょっとした晴れ間で体感気温がものすごく上がります。

気温の変化に身体がついてこない為、最近当院の患者様から訴えられることが多いのが、”不眠”とそれに伴う肩首の痛みです。

 

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そこで今回は良い睡眠をとる為の方法をお教えしようと思います。

 

 

その1 最初の90分が勝負

 

よく「成長ホルモンは22時から2時の間に出る」と言われますが、実際には時間に左右されているわけではなく、入眠の90分の間に放出されます。つまり、最初の90分にいかに深く眠るかが大切なのです。(22時から2時というのは昼夜逆転の生活を送らない為という意味合いの方が強いです。規則正しい生活リズムはセロトニンやメラトニンなどの重要なホルモンに関係する為、これはこれでとても重要です)

 

 

 

その2 体温を上げて下げて良質な睡眠を

 

良質な睡眠は脳などの深部体温が少し下がり始めた時に起こります。寝る90分前に入浴を済ませておけば、深部体温が適度に上がった後、入眠時までに適度の下がる為、スムーズな入眠とその後に良質な睡眠につながります。

 

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下矢印下矢印90分後下矢印下矢印

 

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その3 あまり気にしすぎない

 

これはどういう事かと言うと、例えば「睡眠のサイクルは90分」とよく言われますが、実際にはその日ごとに変動したり、当然個人差があります。そこで90分にこだわってしまうと、余計に眠れなくなってしまうこともあります。

結局、色々な説がありますが現実として睡眠のメカニズムははっきりとしておらず、上記したこともあくまで一例です。なので、頭の片隅に置いておくくらいで、色々試してみることが大切です。

 

~~それでは良い睡眠を~~