和泉市立総合医療センターが増改築されます🏥



長文となりますが、ご一読ください🙇🏻‍♂️


まず、当センターの病床数や診療科目などの変遷は、次のとおりです。


◾️基本構想計画の策定時点(平成27年)

常勤医師数 54人(この数値のみ平成29年)

病床数 307床 

診療科目 21診療科

1日あたり平均外来患者 約600


◾️開院当初(平成30年)

常勤医師数 83

病床数 307床 

診療科目 33診療科

1日あたり平均外来患者 約850


◾️現在(令和5年)

常勤医師数 131

病床数 307床 

診療科目 35診療科

1日あたり平均外来患者 約1058


このように、基本構想計画で想定していた1日の平均外来患者数は、《約1.8倍》にまで増加する状況となっています。


また、これら以外にも、「診察室や待合スペースの確保」や「感染症対策」等さまざまな課題がありますが、これらを解決するためには『施設自体の規模拡大』が不可欠となることから、この度、「増築棟の建設」と「本館棟の改築」が行われるものです。


その効果の具体的なものとしては、

・待合スペースの拡張(感染症対策の強化)

・診察室の増室(4670室)

・救急医療の受入拡充(HCU24床の新規設置、診察室37室)

・感染症病棟を新設

・健診センターの拡張による人間ドックなどの受入拡充

・透析ベットの増床(1230床)

・がんセンター拡張による診察室の増室(48室)

・化学療法用ベッドの増床(1730床)


増築棟は7階建、8階建の本館棟とは2階〜7階で、それぞれ渡り廊下で接続されることになります。


スケジュールは、

・令和67年度 増築棟の建築

・令和7年度中 増築棟の開院

・令和78年度 本館棟の内部改修工事

・令和8年度中 改修後の本館棟開院


なお、これらにかかる費用《約40億円》については、指定管理者である医療法人徳洲会さんが全額負担され、竣工後、建築物等を市に寄附されるものです。


この度の工事によって、更なる医療体制の強化と医療サービスの向上が期待されます。


工事期間中、患者様や来院者のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。