8月31日付、産經新聞に『災害対応力 磨け』『摂津市職員トラック研修』の見出しが。

記事によると「災害時に職員が慣れないトラックなどの運転をスムーズにできるようにするため、職員を対象にした運転研修を実施している。」「昨年の大阪北部地震や台風21号で被災、災害時に車両は不可欠。」とあります。

昨年に続いて2年目となり、市内の自動車教習所で実施されたようで、先進的で効果的な取り組みだと思います。

一方、和泉市では、普通乗用車の運転免許を保有していなかったり、ペーパードライバーの職員が一定数いることから、私から過去の議会において《免許保有の必要性》や《運転技術の向上》を取り上げました。

これを受けてか、現在は職員を対象とした運転講習を実施されているようですが、私からは「職員採用試験の受験資格に《普通免許の保有》を含めるべき。」と主張しています。

当然、高校を卒業して受験される方などには除外すべきだと思いますが、消防車や救急車を運転する消防職員にも運転免許保有要件を設けていないのが実状です。

とはいえ、就職後に免許を取得された方がいたとしても、公用車に初心者マークを貼っているのを見たこともありません。

限られた職員数の下では、災害対応時はもちろんですが、日常業務においても《機動力》が重要です。

引き続き、《採用試験での免許保有の条件化》について、市と議論を深めたいと思います。