『遺族の手続き1カ所で‼️』

自治体の先進的な取り組みを紹介する【自治体情報誌「D-file」】より、気になった記事を紹介いたします。

記事によると、
「石川県小松市では、葬儀後に遺族が市役所で行うさまざまな手続きを1カ所で完結させるため、県内で初めて〔お見送り手続きデスク〕を設ける。」
「14の課で計45の手続きが必要となり、1日では終わらないこともある。ワンストップサービスで2時間以内での手続き完了が可能になる。」とのこと。


このような手法は、大分県別府市〔おくやみコーナー〕や神奈川県大和市〔ご遺族支援コーナー〕、三重県松阪市〔おくやみコーナー〕など、名前は違えども全国各地で広がりを見せています。

ご遺族の皆さまからは、「負担が軽減された」「分かりやすかった」「不安が解消された」と好評のようです。

本市でも、ご遺族の方が迷路のような庁舎内で戸惑いながら手続き担当課を探されている姿を目にします。

実現すれば、ご遺族の方にお喜びいただける《窓口サービスの向上》に直結することは間違いなさそうですが、何よりマンパワーの確保(人件費)が懸念されます。

《窓口サービスの向上》という点では、去る9月議会において【市役所窓口の民間委託】を提案いたしました。

新庁舎建設を控える中、さまざまな創意工夫によって「最小限のコストで最大限の効果」が発揮される施策を模索・提案していきたいと思います。

また、《ご遺族》に関連して言いますと、これまでも《死亡》に伴う施策について議会で提案をしてきました。
■安価な市営葬儀の実現
■火葬の24時間インターネット受付  など

そして先日は、泉佐野市さんの《合葬墓》の新聞記事も取り上げさせていただきました。

決して《明るい話題》ではありませんが、高齢化が進む中、行政が責任を持って取り組む課題だと思います。