午後〜夕方は、『平成30年度和泉市防災協会定期総会』に出席。



桃山学院大学・カンタベリーホールにおいて、町会連合会や女性消防クラブ、防火管理者部会等関係諸団体から多くの参加者の下で開催されました。







第1部では、決算・予算等の議案が審議され、意義なく承認されました。

第2部では、和泉消防本署通信司令係の職員さんが「命の天秤」と題したテーマで、素晴らしい意見発表をされました。



当協会は、阪神淡路大震災の発生を機に平成9年に発足され、昨年設立20周年の節目を迎え、今年度より新たなスタートを切られています。

一方、南海トラフ地震が警戒される中、和泉市では、自主防災組織への補助充実など防災施策に重点的に取り組んでおり、その最たるものが、4月に開院した和泉市総合医療センターであり、災害拠点病院としての機能を十分に兼ね備えています。

また、平成31年度には消防力の強化を図るべく中央消防署を建設し、同33年度には災害時の指揮命令拠点となる新庁舎が完成する予定であり、大規模災害に対する備えを着実に進めています。

しかしながら、行政の力だけでは不十分なことは周知の事実であり、災害発生時に公の支援が届くまでに72時間、丸3日がかかると言われており、その間は、《自助》《共助》に頼ることになります。

その点においては、当協会のような組織が結成され、機能していることはとても意義深いものです。

今後とも、行政と市民が一体となって《防災力の向上》に努めて参ります。