8月31日(木)、『第12回 庁舎整備特別委員会』が開かれました。
議事内容としては、
1、新庁舎整備基本計画の中間報告
2、仮移転計画
3、市民ワークショップ
4、職員アンケート
5、来庁者アンケート の5項目でした。
1では、整備方針として《防災・利便性・環境への配慮》が示されました。
2では、現市立病院への全面仮移転は行わず、病院担当部署のみが仮移転することが示されました。
3では、市民の代表によって6回開催されたワークショップの結果について示されました。
4と5については、それぞれの結果が示されました。
ここで、「市民ワークショップのまとめ」について取り上げさせていただきますと、私がこれまでの当委員会での発言やSNSでの発信、市政報告チラシでの掲載によって示してきた【考え】に合致するものが多々ありました(もちろん、私とは異なるお考えもありました)。
合致したものの一例を挙げますと、新庁舎に求めるものや基本機能として、
■駐車場からは傘不要
■駐車場〜庁舎間を屋根付き歩道
■屋根付き駐輪場
■エスカレーター(窓口の多い1〜2階)
■府道30号(通称13号線)からの右折レーン整備
■使いやすさ、便利さを追求し、シンプルで維持管理を容易に
■お金をかけない(無駄がない)
などの意見が掲載されていました。
特に、駐車場・駐輪場に関しては、来庁者アンケートで9割近くの方が「自動車・自転車・バイクで来庁」という結果になっています。
私自身、これまで多くの他自治体の庁舎を拝見して参りました。
屋上庭園・展望デッキ・市民ギャラリー・喫茶コーナー・吹き抜けロビー等々《あったらいいなぁ》と思う施設を備えているにもかかわらず、駐車場が遠かったり、エスカレーターがなかったり、庁舎の利便性に【違和感】を感じたこともありました。
今後、庁舎機能についての具体的な議論が展開されますが、市においては、「あったらいいもの」・「絶対に必要なもの」・「一部の来庁者が望むもの」・「ほとんどの来庁者が望むもの」など、しっかりとしたニーズ把握や効果分析、優先度の判断を期待しています。
特に「あったらいいもの」を整備される場合は、稼働率・費用対効果・幅広い市民利用度などについて、他市の実績など《数的指標》をしっかりと示していただいた中で、その要否について議論していきたいと思います。