初日の3月8日(火)は、議会費・総務費について審査を行いました。


私と市とのやり取りは、以下のとおりです。


『人事評価及び勤務評定』について

(関戸)職員の勤務成績を評価する勤務評定を全職員について実施している。管理職については、その結果を勤勉手当(ボーナス)に反映させることになっているが、評価結果にメリハリがなく、ほとんどがボーナスに反映されていない。これでは、≪頑張った職員≫が報われない。しかも、管理職になっていない職員には、頑張ってもボーナス等に反映される仕組みすらない。相対評価の導入を視野に入れるなどの改善を求める。

(市)絶対評価を継続するが、評価結果は全職員を対象とし、任用や給与などに活用する基準について調整中である。

(関戸)全職員への給与等に反映させ、≪頑張る職員≫が報われることを期待している。


『市政施行60周年~だんじり大集合~』について

(関戸)だんじり関係者だけが楽しむのではなく、【曳く】・【観る】などの魅力をだんじり関係者以外にも発信すべき。お年寄りや身体の不自由な方が安心して見物できる配慮が必要。また、事故に備えた責任の所在を事前に明確にしておくべき。

(市)だんじりを所有しない地域の子ども達を公募し、曳く体験をしていただく。見物者への配慮や事故対応については、今後、提案や協議を行っていく。


『交通安全対策事業~自転車損害賠償保険の加入促進~』について

(関戸)過去に自転車事故を起こした児童の保護者に1億円近くの賠償を求める判決が出ている。7月から大阪府条例において自転車保険の加入が義務化される。利用者、特に児童生徒の保護者へ広く周知し、加入を促進すべき。

(市)交通安全教室やキャンペーンの際に広報啓発を行う。


『災害協定』について

(関戸)他の自治体や民間企業などと「災害時における人的・物的な支援協定」を140件も締結している。災害発生時、実際にどのように活用するのかを定めたフローチャートなどを作成すべき。協定は単に結ぶことが目的ではない。

(市)災害時の混乱を防ぐため、円滑な連携が図れるよう整備を行っていきたい。


『市税のクレジット決済導入』について

(関戸)平成28年度中のシステム更新に併せて導入を検討すると聞いていたが、課題が多く、導入が見送られた。今後も納付環境の拡充に向けて、検討していただきたい。

(市)先進市や近隣市の状況を注視し、検討していく。


『和泉シティプラザの窓口業務拡充~パスポート~』について

(関戸)庁舎移転がされないことを受け、今後は、シティプラザでの取扱業務の拡充と職員体制の強化を図り、中南部地域の市民サービスの向上に努めてほしい。まずは、パスポートの交付業務をシティプラザで実施されたい。

(市)費用やスペース確保、職員配置などの課題がある。

(関戸)パスポートだけでなく、総合的な業務拡大の議論の前進を求める。



以上が、初日の概要です。