本日、『平成27年度 和泉市こども議会』が開催されました。



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今回で第17回目を数える『こども議会』ですが、毎年夏休みに小学生と中学生の隔年で開催されており、本日は、市内全10中学校から各2名、計20名の≪こども議員≫と1名の司会者が参加されました。


本市の将来を担う子ども達が、自分たちが住む町の将来を考えながら、【自分たちの目線】で【自分たちの考え】で【自分たちの言葉】で市長を始めとする理事者に質問や提言を行うものです。



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本日提言されたテーマは、「防犯防災」・「教育スポーツ」・「人権国際交流」・「交通安全」など幅広い分野に及びましたが、地域特有の課題を具体的に示したり、生徒自らが直面している課題の解決法など、いずれも自分たちの考え方をしっかりと伝えられていました。


公職選挙法が改正され、来年夏からは≪18歳以上≫にも選挙権が与えられることになる中、実際の議場で体験することができる『こども議会』、非常に意義のあることだと考えます。


また一方で、これに向け、子ども達に対して選挙の意義や社会参加の必要性を教える『主権者教育』がさらに重要となってまいります。


私は、これまで複数回の議会において、「児童・生徒に対する主権者教育の必要性」や「若者の政治離れ防止・投票率の向上」について、市選挙管理委員会事務局や教育委員会に対して、その重要性を発信し、具体的な取り組みも提案してきましたが、未だ実施には至っていないのが実情です。


法改正が現実のものとなった今、これらの進捗状況について、再び議会で問い質していきたいと思います。