本日、石尾中学校で開催された『給食試食会』にPTAとして参加しました。



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まずは、和泉市の保健福祉センターの職員さんから講話がありました。


テーマは、「もう1品追加でバランスアップ朝ごはん」。


主食(お米やパンなど)でブドウ糖を摂るだけでは、脳を効果的に働かせることはできない。効果的に働かせるには、豆類・卵黄・乳製品等の【必須アミノ酸 リジン】や豚肉・ハム等の【ビタミンB群】を同時に食す必要がある。とのことでした。


そして、1品追加の≪時短アイデア≫として、前日の夕食やカット野菜など市販品の活用などが紹介されました。


続いて、当校の栄養教諭から、「石尾中学校の食に関する取り組み」についての報告がありました。


生徒の就寝時間については遅くなっている傾向であること、朝ごはんについては3人に1人が主食のみであること、朝食はほぼ100%の家庭で用意されていること、などが語られました。


また、昨年度、当校では給食室が新築され、以前のブログでも掲載いたしましたが、最新鋭の調理器具が導入されています。


なかでも、≪スチームコンベクションオーブン≫は、焼き魚の調理においては、非常に優れているようで、味も美味しく仕上がるため、本日のメニューであった≪さばの塩焼き≫に関しては、以前の調理機に比べて食べ残しが半分以下になっているようです。



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小中学校の給食について、和泉市では、約50年前から【自校直営方式】を維持してきました。


近年、マスコミ等で他の自治体の学校給食導入についての報道がされる中、すでに半世紀前から実施されてきたことは、間違いなく他市に誇れる≪和泉市の財産≫だと考えています。


しかし、今後、本市においては、調理業務のみを民間業者に委託される動きとなっており、これを受けて、平成28年度より石尾中学校が市内で最初の民間委託校となる予定です。


そして、現在、市教委から保護者に対して説明会が開催されているところです。


これについては、数年前から議論がされており、教育委員会や議会における一定の手続きを経て進められてきたもので、私自身も賛成の立場を取っています。


市の方針としては、『民間委託化によって生まれる財源で≪学校施設の充実≫にも取り組んで行きたい。』とのことです。


≪学校施設の充実≫という点において、本市では中学校3年生のすべての普通教室へのエアコン設置が完了し、今年度は中学校への大画面モニタ-設置などICT化が実施されます。


また、石尾中学校に関しては、近年、校舎の耐震改修はもちろんのこと、体育館や給食室の新築建替え、通学路の照明器具(LED照明)設置、グラウンド土の全面入れ替え、正門スロープの排水対策、校舎からプールへのアクセス舗装などを教育委員会によって実施していただきました。


そして、今年度は、長年の懸案事項であった≪校内アスファルト通路の舗装改修≫、そして、≪校舎スロープへの転落防止安全柵の設置≫・≪老朽化擁壁の改修≫などの大規模工事が予定されています。


生徒や保護者、教員の皆さまには、工事中、ご不便をお掛けいたしますが、生徒の学習環境の向上のためとご理解いただきますようお願いいたします。


なお、工事の詳細につきましては、決定次第、当ブログで報告させていただきます。


そして、本日の試食会終了後、石尾中学校や緑ヶ丘小学校のPTA役員さんとの交流会が開催されました。


ここで、私の方からは、中学校区(主にトリヴェール地区)における店舗の出店状況や道路の整備計画、市の施策などについてお話をさせていただき、PTA役員さんからは、学校へのご意見などをお聞かせいただきました。


この交流会、試食会と同様、実り多きものとなりました。


今後、PTAの方々に対しても様々な情報発信に努めながら、一人でも多くのお声に耳を傾けて参りますので、ご意見・ご要望等ございましたら、どしどしお寄せください。