2月11日(祝)、テクスピア大阪において『自分たちの手で稼げるまちへ』と題した講演会が開催されました。


講師はコミュニティプロデューサーの木村俊昭氏。泉大津市の南出賢一市議が中心となって企画されたもので、私は同市議からご案内をいただき、参加させていただいたものです。


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講師の木村氏は、北海道小樽市職員として約20年間勤務され、その後、内閣官房内閣府や農林水産省に出向し、企画官などを歴任後、退職。現在は、東京農業大学教授をしながら、全国各地のまちおこしのプロデュースをされています。



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同氏によると、『次の2点に徹底的に取り組めば、必ず地域は活性化する。』とのことでした。

■産業・文化・歴史を徹底的に掘り起こし、研きをかけ、世界に向けて発信するキラリと光るまちづくり

■未来を担う子どもたちを地域で愛着心あるよう育てるひとづくり


また、これに取り組むには、『地域の規模や人口などの大小は全く関係ない。大きいから・・・or小さいから・・・などと言い訳をしていると何もできない。』とも話されました。


さらに、『地域の活性化は、行政に頼るものではなく、≪自分たちでできるものは自分たちでやる≫。自分たちの手で稼がなければならない。』と締めくくられました。


そして、これらを実現された地域の例として、鹿児島県鹿屋市柳谷(通称:「やねだん」集落)が示されました(この集落については、過去から何度もマスコミでも取り上げられています)。


南出市議も何度か訪れて合宿もされているようで、同市議はその経験を活かし、自らの地域において公園整備などに住民と共に取り組んでおられます。


私の地元町会においても、ひつじ公園を中心としたまちづくりに取り組み、子ども会や地域の若者達が様々なイベントの企画・運営をされていますが、町会として≪自らの手で稼ぐ≫というレベルには、まだまだ程遠いものとなっています。


しかし、幸い、私の住む町会の皆さんは、当公園に関しては、『自分たちでできることは自分たちの手で!』という意識をしっかりと持たれ、活動されています。


同市議の行動力を見習い、当公園のような素晴らしい資源を活かしながら、≪稼ぎ、活性化する町会≫を実現していきたいと思います。