本日、『スマートフォン用防災アプリ(通称:みたチョ)勉強会』を開催していただきました。


≪みたチョ≫とは、災害時に手元のスマートフォンで避難所まで誘導してくれる機能を備えたアプリです。


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これについては、5月中旬に新聞やテレビで報道がされたのですが、私はこの報道を見た瞬間に≪和泉市においても導入できないものか≫と模索していました。


そんな折、このアプリの開発に関わる一般社団法人全国防災共助協会の理事をされている泉佐野市の向江市議と知り合うことができたので、同氏に依頼して本日の勉強会を企画させていただきました。


そして、この勉強会には、6名の和泉市議にも参加していただきました。


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このアプリは、携帯電話を景色にかざすと、約3キロメートル先までの範囲にある避難所がスマホ画面に表示され、その避難所まで誘導してくれるという優れモノです。


このアプリの素晴らしいところは、これだけではありません。大手広告代理店さんとのコラボによる企業からの広告収入で賄われているため、自治体の金銭的な負担は一切ありません。


自治体は、最新の避難所情報を提供するという協定を締結するだけで済むのです!


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そして、協定を締結した自治体には人口分のステッカーが配布され、このステッカーを駅や店舗など人が多く集まるような場所を中心に市内各所に貼っていただきます。


そのステッカーにスマホをかざすと、市と個人それぞれにポイントが加算され、防災グッズなどに交換してくれるそうです。


スマホを持つ若い世代をターゲットにして防災意識の向上を目的としたこのアプリ、泉佐野市と大阪市此花区が先行して協定締結が行われましたが、今では、府下の複数の自治体や他県でも締結されているようです。


※ちなみに、堺市以南では、ほぼすべての自治体で締結又は内諾がされているようです!!



勉強会終了後、和泉市もこの波に乗り遅れることのないよう、危機管理担当部署の担当職員さんにこのアプリの導入を提案させていただきました。