石尾中学校の『給食試食会』に参加させていただきました。


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PTAが主催で行われたもので、保護者や保健師、栄養教諭など30名が参加されました。


保健師さんより『第2次健康都市いずみ21計画』について、栄養教諭さんより『石尾中学校の食に関する取り組み』についての講話がありました。


その後、自分たちの手で給食を準備し、いただきました。


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和泉市では、小中学校統一の献立を実施しており、月に1回は、各都道府県の郷土料理やご当地グルメを給食の献立とする≪食育献立≫が行われています。


本日は、その日にあたり、和泉市産の水なすを用いた和風スパゲティでした。


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これが、全品です。私の時代はアルマイト製の食器でしたが、絵柄のついたものに変わっていました。食パンが2枚もあり、ボリューム満点で美味しかったです。


和泉市の学校給食の歴史は50年を数えます。


そして、この学校給食が平成27年度より大きな転換期を迎えようとしています。


現在、実施されている≪自校直営方式(各校で市の調理員が調理を行う)≫から≪自校委託調理方式(各校で民間業者が調理を行う)≫に転換するというものです。


これによって、一定の経費の削減が見込まれますが、これによって生み出される財源は給食施設の改善(ドライ化)や栄養士等の増員に充当される予定です。


なお、献立や食材の調達は従来どおり市が主導権を持って行うものです。


また、すべての小中学校を同時に移行させるものではなく、順次、行っていく予定です。


学校給食は、児童生徒への栄養バランスのとれた食事の提供はもちろんのこと、調理をしていただいた方へ感謝する気持ちの醸成、教師や児童生徒相互のふれあいの場の形成、集団生活の規律など、多くの役割を果たしています。


半世紀を数えた≪和泉市の良き伝統≫、育てていただいた我々大人の責任として、しっかりと次世代へ受け継いでいかなければなりません。