現在、『平成26年市議会第2回定例会』が開催されています。


6月12日に本会議が開催され、27日までが会期となっています。


ここで、議会の仕組みについて少しご説明させていただきますと、まず、議会の初日(今回は6月12日)に行政側から多くの議案が提出されます。


そして、この議案のうち、報告案件を除くものが、議案の性質によって3つの常任委員会≪総務安全委員会≫≪厚生文教委員会≫≪都市環境委員会≫に割り振られ、各委員会に属する8名の議員で審議され、賛否が問われます。


各委員会で審議された議案は、再度、本会議最終日(6月27日)に24名すべての議員で採決を行い、結論が出されます。


そして、各委員会終了後に、市の事業の途中経過などを報告する≪委員会協議会≫が開催されますが、これより、その主なものを掲載いたします。


Ⅰ 総務安全委員会協議会

 ●次期和泉市総合計画の策定について
 本市では、10年ごとに市の将来像や重点的に取り組む施策を明示する『総合計画』を策定しています。平成28年度~37年度の10ヶ年を1つのスパンとして、来年度までに計画を策定することになります。
  策定理念は、【目指すべき都市イメージを描き、選ばれる都市を実現する。】です。

 ●和泉市立病院の運営状況について
 病院事務局より、『4月より(医)徳州会への委託が始まっているが、昨年度に比べ、入院・外来共に患者数が減っている。これは、電子カルテへの移行等の事情によるもので、現在は、4月⇒5月⇒6月と順次、患者数が増加傾向にある。また、医療スタッフについても、特に看護師が増加している。』との報告がありました。
 また、市直営から(医)徳洲会への委託により、次の患者サービスが向上されています。
 ・和泉市立病院から岸和田徳洲会病院への送迎バスの運行(一日あたり、往復7便)
 ・患者搬送用の救急車を配備
 ・自動精算機の稼働
 ・クレジットカードの対応
 今後は、医療機器(CTスキャン)の更新を予定しています。


Ⅱ 厚生文教委員会協議会

 ●学校給食のあり方について
 現在、小学校21校・中学校10校において≪自校直営方式(それぞれの学校で市職員が調理を行う)≫の学校給食が提供されていますが、今後の学校給食のあり方が、『あり方検討委員会⇒※参照』において平成24年8月~6回に亘って検討され、平成26年3月27日に答申が出されました。
※学識経験者、保護者代表、公募市民、小中学校長代表、栄養教諭(栄養職員)代表の計9名で組織されています。

答申は、『≪自校委託調理方式(それぞれの学校で民間業者が調理を行う≫と決定する。』というものです。

 これを受け、5月に開催された『定例教育委員会』において、≪自校委託調理方式≫と決定されました。

 今後は、平成27年度からの移行に向けた手続きが進められることになります。

 なお、民間に委託されるのは調理に係る部分のみで、食材の調達や献立作成などは従来どおり市が主導して行われます。

 また、民間委託はすべての小中学校を同時に行うのではなく、現在の市調理員が退職した場合に新たな職員を補充せずに、順次、移行していくものです。

 これにより、生み出される一定の財源は、給食施設の整備(ドライ化)や非常勤栄養士の補充に用いられる予定です。


Ⅲ 都市環境委員会協議会

 ●和泉府中駅前再開発事業等の進捗状況について
 今年度末を以て、すべての工事が完了する旨の報告がありました。


以上、常任委員会協議会について、掲載させていただきました。


なお、6月24日(火)より、議員による一般質問が行われます。


一般質問は、議長・副議長などを除き、希望する議員が行うことができますが、今回は16名の議員が予定されています。


私は、『セカンドライフ~第二の人生~の過ごし方』というテーマで質問を行います。


8番目に登壇する予定ですので、24日(火)午後~25日(水)午前あたりでしょうか。


議場で傍聴もできますし、ネット中継で観ることもできます。


お時間のある方は、ぜひご覧ください!