皆さん、≪ブラインドサッカー≫をご存じですか?


誠に恥ずかしながら、私は、その存在をつい先日まで知りませんでした。


ブラインドサッカー(=BLIND SOCCER)とは、視覚障がい者と健常者が共にプレーできるサッカーで、ボールには特殊な鈴が入っており、「シャカシャカ」という音がします。


また、危険防止のためにゴールキーパーは晴眼者ですが、それ以外のフィールドプレーヤーは弱視者でも晴眼者でも参加でき、公平を期するため、全員がアイマスクを着用して行われます。


このスポーツを知ったきっかけは、岸和田市に住む後輩から、あるイベントへの協力依頼があったためです。


以前から、この後輩は、ブラインドサッカーの認知・普及向上活動に熱心に取り組んでいたようで、『イベントに子ども達を参加させていただけないか?』との依頼でした。


そのイベントとは、去る2月16日(日)にセレッソ大阪スポーツクラブ舞洲クラブハウスで開催された『Voy! Blind Soccer Anthem Project in Osaka』でした。


残念ながら、私は先約のため参加できませんでしたが、お世話になっている方に、当イベントの【サッカーを通じて、障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現】という趣旨を理解していただき、多くの子ども達と共に参加していただきました。


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イベントでは、プロ選手によるサッカー教室やJリーガーグッズのチャリティーバザー、ドラマ「古畑任三郎シリーズ」や映画「有頂天ホテル」などを手掛けられた作曲家:本間勇輔さんらによるブラインドサッカー日本代表応援歌のライブ収録などが行われ、成功裏に終わったようです。


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なお、このスポーツは、競技としての位置づけは当然のことですが、≪スポ育≫と称した教育、即ち、ボランティア精神や障がい者への理解を高める場としても注目されています。



そして、スポーツという点では、私の所属する南大阪振興促進議員連盟において、東京オリンピックを控えた今、スポーツ分野を活用した地域の活性化について、勉強会を開催し、議論をしているところです。


また、昨日、和泉市において、平成26年度予算についての報道発表がありましたが、その中で、スポーツ行政に関して、大きく前進する取り組みが計画されています。


それは、(旧)大阪府立横山高校跡地において、校舎を撤去した後、新たに、≪野球場≫・≪人工芝のサッカー場≫・≪テニスコート≫を整備するというものです。


いよいよ、市民の皆さまにとりまして、待望のスポーツ施設が完成するのです!!(ただし、今週から始まる議会で承認されればの話ですが・・・)


ぜひ、数年後に完成する立派なサッカー場において、サッカーはもちろん、ブラインドサッカーの熱戦が繰り広げられること、大いに期待しています。


≪ブラインドサッカーの普及向上≫、私も微力ながら、協力して参ります!!


なお、詳しくは、日本ブラインドサッカー協会のホームページをご覧ください。