今年も勇壮・華麗に行われた『だんじり祭り』


曳行は、10月6日(日)の試験曳きに始まり、12日(土)の宵宮、13日(日)の本宮に亘って行われましたが、本日、最終の後片付けが行われました。


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 内田町交差点から連合パレードに参加する『内田町』だんじりです。後ろに見えるのは、久井町です。


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 やりまわしの後、連合本部(オークワ前)に向かうところです。



このように華やかな部分ばかりが映像ではクローズアップされがちですが、この影で交通整理を担当してくださっている団体(世話人・若頭)やだんじりが通行した後のゴミ掃除をしてくださっている団体(子ども会)の皆さんのお陰で、だんじり祭りは成り立っているのです!!




 

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 本日、雨天の中、町民の皆さんからいただいた『御寄付御芳名』の表示台が撤去されました。
この写真は、町会の表示台ですが、若頭や拾伍人組など他の祭礼団体においても、同様に撤去作業が行われました。



だんじり祭りは、曳行自体はたった2日間のみですが、華やかな曳行に至るまで、数ヶ月前から安全対策やだんじり回り(コマや前挺子、後梃子、装飾品や提灯等)の準備、テント設置等、多くの作業が行われます。
 

また、これらの作業以外にも、町会を頂点として年齢別にピラミッド型に構成された青年団や子ども会等各種団体の会議や打ち合わせがあり、会議については1年を通じて行われています。


さらに、これら町内行事に加え、他の町会との『だんじり連絡調整会議』も半年に亘って行われます。


これらはすべて、子どもから高齢者まですべての世代が楽しく秋祭りを迎えることができるよう行われています。


だんじり祭りについては、交通渋滞や騒音等において、参加者以外の方に対しては、ご迷惑をお掛けしている面があることも事実であり、賛否両論あることも十分承知しています。


しかし、一方、祭りによって、世代を越えた『絆』が培われ、地域間交流が活発になっていることも、紛れもない事実です。


そのため、今後、末永く祭りを維持・運営していくためには、参加者以外の方々のご理解を少しでも賜るよう、一定の努力や改善が必要だと思います。