滞ってる間に大雪が二回降りましたが
皆さまお元気ですか。
タイトルにさらっと書いてますが
博多座に行ってきました。
今年、出来るだけ全ての演目をこの目でみると
掲げたものの、2月は歌舞伎座と博多座と聞き、
早速むりやーん
と思っていたところでした。
ところが外部的要因で伺うことになり、感謝だす。
実は私、三つになるかならないかまで福岡在住だったので所縁はあるのですが
博多座には行ったことがなかったのです。
小さい頃の家族での帰省旅行のときは飛行機から
親戚に迎えに来てもらっていた気がするし、
仕事で来た時もそのまま現場だったので、
一人で博多ぶらぶらするのは史上初?でした。
博多ぶらぶらといえば、私のトラウマCMでもある博多「ぶらぶら」
これは最中バージョン
みんな「通りもん」は知っているのに博多ぶらぶらや
にわかせんべえはあまり話に出てこないのは不思議。
はっ、歌舞伎の話に戻ります。
これが博多座の内部!
全体的に落ち着いたブラウンで統一されていて、
演舞場からホテルっぽさをなくした感じ。
博多人形の暫!
この日はおくださんによる、学生200人向けレクチャーが
ありその後ご一緒に観劇させていただいたのですが、
初めてみる歌舞伎への反応が素直で、面白かったです。
やっぱり定式幕を観ると「永谷園だ!」というし、
興味あるシーンは身を乗り出したり疲れると寝てたり(笑)
奴道成寺はすごくエキサイトしてたし。
さて、おくださんのレクチャーで
すごく印象的だったことを、
クイズにします。
初めて歌舞伎にいくときに
事前に用意しておいたほうがよいことはなんでしょう
演目の下調べ?
役者さんの名前を覚えること?
わたしなりの答えは
「ポジティブになんでも
受け入れる態勢を整えておくこと」
と受け取りました。
なんというか、初めてのジャンルに挑戦するときって(特にエンタメ)、及び腰になるか、それかわからないことを逆手に取って、
「みてやろうじゃん」みたいな態度になりがち。
よっぽどじゃないと自分は笑わないぞ、とか、自分は拍手しないぞ、みたいな、無駄な我慢をする感じ。
ライブハウスで、終わりどころがわからないから手拍子しない、みたいな(笑)
それいらない。
むしろ歌舞伎って、拍手も、笑いもきっかけは決まってないし自由に
飛び込んだほうがよいと思う。
特に初めてみるひとは、絶対おもしろいはず!と暗示かけるくらいでちょうどよい気がする。
たぶん学生さんたちは
その面白く見るためのコツを
つかんで帰ってる気がした。
そして今日はお茶漬け食べよっかなとか、そんなことを考えてると思う。
私は水炊きとイチゴパフェ食べましたけどね
数ヶ月先の企画について、直接御挨拶をすることができ、
色んな意味で博多にこれてよかった。
飛行機が雪のため欠航となり、品川から博多まで新幹線でのとんでもない長旅だったことも含め、です。