「神田de歌舞伎」レポート&告知 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

前の投稿でこれで今年の舞台はおしまい

といいましたが、舞台「は」

なのです。

12月も歌舞伎の企画が MORI MORI(古)

まずは、ワテラスで行われる「神田de歌舞伎」第三回である、
12月の告知です。

2013年12月9日(月)神田de歌舞伎
「もっと知りたい歌舞伎の舞台裏~大道具さんと背景画を描こう~」
を開催します!

今回は大道具の中でも、背景画に注目してのWS形式です。
歌舞伎の背景って、リアルかと思えば書割りだったりするのに
違和感なく、その時代や物語世界に入っていけるのが不思議でなりません。
豪華な衣裳、そしてそれをまとう俳優さん、つまり3Dと
融合するには、相当な空間把握能力が必要なんだろうなぁ。
そのあたりも含め、おくださんと一緒に、ゲストの岩瀬さんにどわっと伺います!

申込先 event@goodmornings.co.jp
*お名前、連絡先(電話番号)、参加人数を記入してお送りください。

それから、なんと気づけば前回の神田de歌舞伎の模様を
リポートしておりませんでしたので
ここに記します!
===============================================
神田de歌舞伎、11月の第2回目は、
歌舞伎独特の所作を楽しく体験できる「なりきり歌舞伎体操」でした。
ゲストには中村橋吾さんをお迎えして、私も進行役のくせに今回ばかりは
赤ジャージで参加させていただきました!


服装がばらばらすぎて謎の三人(笑)


橋吾さんの、詳しくわかりやすい説明と、
優しい進行のおかげで、
どなたも躊躇せずに歌舞伎の動きや、正しい姿勢を体験されていました。

なんとこの日のために附け打ち師の山崎徹さんが
ご用意してくださった、女子用の(?)ツケ木とツケ板!
大道具さんやおくださんの厳しい目に囲まれながら
バーっタリ!やらせていただきました。
全然うまく出来ませんでした。。
うーリベンジしたい。

50人近いお客様に集まっていただき、
大盛況に終わりました。(皆さんお帰りになったあとで写真は少ないですが、笑)

中村橋吾さん、本当にありがとうございました!


歌舞伎との距離を縮めるには、参加する意識をもつっていうのは
やはり近道な気がします。

というわけで、来月も知らずしらずのうちに歌舞伎が
体に染み込むイベントですよ。

ちなみに今回の企画でお世話になっている大道具さんに
「関さんにも当日なにか描いてもらいますから!」と有難いお言葉をいただいています。

前衛芸術
に興味のある方は
12月9日、神田ワテラスに是非お集まりください。