私を歌舞伎へ連れてって(からの)連れてくぜ! | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

文化放送「オトナカレッジ」に歌舞伎女子として
再び、ラジオ出演させていただきました!

今回はより具体的に、歌舞伎座へリスナーの方を連れ出そうという回。題して

「私を歌舞伎へ連れてって」

でした(笑)

なんとパーソナリティの砂山アナはこの日、人生で初幕見を体験された後だったとのこと。
私も実は大序~四段目までみていたので、歌舞伎座でまさかのすれ違い。

幕見のシステムにとまどったり、観劇した演目が
舞踊だと知らなくて(『落人』のみご覧になったそう)「いつセリフがはじまるんだろう」と
不安になったりもしたそうですが、「一度行ったらもう大丈夫な気がする!」
そして「次はイヤホンガイドを借りる!」と宣言されていました。

こうして草の根活動が実を結ぶことを祈って、公共の電波に
またお邪魔出来たらいいなと思います。
ありがとうございます!


さてラジオでも告知させていただきましたが、12月に歌舞伎女子観劇会を開催します。
ラジオのテーマに呼応して、今度は歌舞伎に「連れてくぜ!」です(笑)
↓詳細はコチラ

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【歌舞伎女子観劇会】若手俳優さんを応援しよう!

12月14日に国立劇場で上演される中村吉右衛門さん監修・
若手俳優の舞台を皆さんで観に行きませんか?

この「伝統歌舞伎保存会研修発表会」とは
若手の歌舞伎俳優が本公演に出演中の幹部俳優指導のもと、大役を演じられる、
1回限りの公演です。
いま伸び盛りの中村歌昇さん、中村隼人さんなどフレッシュな面々による研鑽の場を、
皆さんで応援に行きませんか。

■申し込み方法:タイトル「国立劇場観劇」と明記の上、
info@sekiayumi.comまでお名前と枚数をメールにてお申込みください。

※開演前の17時より、国立劇場内の喫茶「濱ゆう」にて事前レクチャーも予定しています。
ご興味のある方は是非お申込時にお書き添えください!

■日時
2013年12月14日(土)18:00開演(20:30終演予定)
■会場
国立劇場大劇場
■チケット料金
自由席:2,000円(税込)

■演目
一、ごあいさつ
中村吉右衛門

二、 『仮名手本忠臣蔵』(かなでほんちゅうしんぐら)七段目 祇園一力茶屋の場
大星由良之助 : 中村歌昇
寺岡平右衛門 : 中村種之助
遊女おかる : 中村米吉    ほか

三、舞踊『乗合船恵方萬歳』(のりあいぶねえほうまんざい)
萬歳鶴太夫 : 中村隼人
才造亀吉 : 大谷廣松     ほか


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文化放送さん、お邪魔しました。



あ、ラジオの反省はたくさんあれど、ネタとしては・・・
地下の木挽町広場のお話のときに
揚巻ソフトもあるんですよ」と口火を切った私。が、
以前ヒルナンデス!に出演させていただいたとき、
「これお家でもつくれますね」とコメントしてしまい、(もちろんカットされてた)
生放送ということもあり、余計なことをいってはいけないという頭が働いたせいか
説明を超省略してしまい

「揚巻の説明が雑」

と、聞いてくれた友人よりクレームを受けました。
全国の揚巻ファンに謝ります。
揚巻というのは、歌舞伎『助六』に出てくる美しい花魁の名前です。

揚→歌舞伎揚げ
巻→ソフトクリームを巻いてるから

が由来です。






これが生放送でさらっといえるよう、
ミニストップのソフトに歌舞伎揚げをぶっ差したものを食べながら頑張ります