おう!ガスト! | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

8月だよドラえもん(これ使いすぎですね)

オウガストの初仕事はある雑誌の
歌舞伎記事のお手伝い。

いつもは聞く立場なのですが、
お答えするのはなんだか新鮮でした。
そのあとは俳優さん撮影に立ち会い
また親心が芽生えました。
発売が楽しみ!

それから、世田谷パブリックシアターの
春琴を観て。




すさまじくよかったのです。
観劇後、しばらく思考が停止してしまった位。


畳や水や和楽器の使い方、俳優の関わり方、

そしてなんといっても人形の存在感。

とても静謐で、艶かしくて、美しい。

わたしの頭をこびりつく作品というのは
「人形」が関わっていることが多い。


たぶん、絶対に越えられない領域が
「人形」だからだ。


この映像を観たときの、動けない程の衝動をはじめとして。

わたしが愛してやまない映画も、
「人形」がモチーフのひとつ。


歌舞伎に没入するきっかけとなった明確な観劇体験も
「人形」振りだった。

無表情なことが


能面ではないし








動かないことが

人形ではない