LET IT ROCK | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

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10年来愛してやまない、ブランドのコレクションイベントに。

普段は足を踏み入れることはない、会員制の迎賓館で行われる

「ショー形式とはちょっと変わった趣向」

が今回のねらいとのこと。
今宵ばかりはと、クローゼットから引っ張りだし、ごっそり身につけて突入!

ルネサンス様式の格調高い建物に一歩足を踏み入れると、、
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傘のシャンデリアにまず目を奪われ

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ミステリアスな受付で招待状と引き換えにもらったのはなんとガチャガチャのコイン。



用意されていたオリジナルのガチャガチャにコインを投入し、ハンドルを回すと、、カプセルに入ったハンドタオルが!

さっそくの遊び心にやられる。

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シューズやタイツもただ陳列するなんてナンセンスといわんばかり

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時計やアクセは官能的なダンサーが身につけて


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モデルさんも自由に動いて楽しそう。外国のおうちに遊びに行った気分だ


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ショータイムだってこんな近く

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ディナールームでコース料理をご馳走に?と思いきや

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3万台限定のヴィヴィアンスマートフォンを召し上がれ
とな。


このショーを体感させてもらって、ヴィヴィアン愛が更に高まった。
真のロックだった。



服やアクセサリーは記号だと思う。
私はこういう者ですという、無言で渡している名刺のようなもの。


和服も季節や場所によって適した柄や素材を着ることがマナーがあるように、私もフォーマルな場、式典などにはそれ相応の服装を心がけているつもり。

でも自分を知ってほしい人に会うときや、テンションあげたいときには自分が着たい服を着る。
そうすると会いたい人に会える気がする。

でも印象で近づいてくれても
中身が伴っていないと、人は途端に興味を失うと思う。


この服をまとうにふさわしい、と同時に「そうきたか!」と裏切るような人間でいたい。




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ずっと身につけているアーマー(甲冑)リング。

母からは「それをはめてることで近づきにくい人だと思われない?」と言われ続けれてはや6年。


「こんな頼りない指になぜこんなごっつい指輪をつけてるんだ?」

「いつでも殴る準備ができているというメッセージか?」

という怪訝から

「どんな奴だか探ってみよう」

と思ってもらえる、そんな突破口的な、私の体の一部に今はなってるとおもう。

そして、この指輪やそんなヘンテコさを許してくれる人、面白がってる人たちが、未だに私を支えてくれているなと思った。


これからもお世話になります。
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香りもメッセージもずっと