フェスティバルトーキョー2012閉幕 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

お伝えしていたように、ジエン社公演は既に全公演を終了しましたが、
フェスティバルトーキョー(F/T)全体としては
日曜日を以ってすべてのプログラムが終了となりました。
 
そして、その最終日に公募プログラムのアワード受賞作品の審査結果と、講評会が。
 
久々にジエン社勢と再会し、テンションあがりまくり!

あー本当に素敵な仲間だったと再確認したのです。
 
アワードは取れませんでしたが、我々の中では確実に大賞です。
本介さん、本当におつかれさまでした。
 
講評会では、決定に至るまでの経緯を審査員の方々が仔細にお話してくださり、
錚々たる面々が我々の(々ならびすぎ)作品を観てくだすったのだと有難き想い。

なかでも劇作家の宮沢章夫さんはジエン社作品について
「丁寧につくられていた」「将棋盤の中でしか生きられない人々、また一旦出て
戻ってくるということは非常に困難なことをうまく表現していた」など
お言葉をくださいました。

クロージングパーティで、そのお礼を言うがてら色々な質問をさせていただいた。
普段このように批評をいただいたり、劇作家の方とお話しする機会ってなかなかない。
これが単独公演でなく、フェスティバルならではの醍醐味なのだと実感しました。


そうそう、芸術劇場で行われた、
全出演者、関係者が集ってのクロージングパーティは大盛り上がり!
急にモブの音楽がかかって、人がわーって集まって、皆踊りだすという。
白神(ももこ)さんも、「喘息になりそう」という位の
ダンス・ダンス・ダンス!


これが一夜限りでなく、日本全国で見られる風景だったらなと思ってしまいました。


終わりは悲しいけど、また始まり。

将棋盤から飛び出して、また新しい土地へ踏み出します。



といいつつ、
翌日ジエン社メーリスに
「忘年会やろうよ」というメールを送った
さびしんぼう、ここにあり。