「ゴスロリ歌舞伎」 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

知的でお茶目でロック。


こんな女性に憧れます。



その一人が
ヴィヴィアン・ウエストウッド
Vivienne Westwood

その生き方に触発されている
人も多いのでは。


私もそんな彼女と
ブランドに
興味を持ち始めた高校時代から、
今でもその魅力に
はまったままです。



そんなヴィヴィアンの中でも
ひときわパンクなアイテムである


「靴」

を通して彼女の生き様を辿ろう。

という

「ヴィヴィアンウェストウッド シューズ展」


観に表参道ヒルズへいってきました。
photo:01


はっちゃけてる靴は数あれど、
やはり釘付けになったのは


「ロッキンホースバレリーナ」


その靴底の高さといい、
着脱の不便さといい、

明らかに靴の用途の面からいえば
逸脱している。


ショーケースに入れられた
それを見て、

これって花魁の
高下駄と同じじゃない?
と思った。


女性としての
ステータスや生き様を
見せつけるためだけに存在する、
選ばれた者だけがはける靴。
なのに一人じゃ履けない靴。

その共通点を活かして

花魁道中のシーンを、
高下駄でなく
ロッキンホースを履いて演じる、

「ゴスロリ歌舞伎」


について妄想を膨らませました。

今は私の脳内を駆け巡っている
だけですが、

実現したらおもしろいだろうなあ。