窒素残留物出現によって起こる悪弊ですが、ほとんどの病気がこういった窒素残留物を原因として起こることがわかります。結局、タンパク質は上手に摂取しないと窒素残留物だらけになり、さまざまな問題が出現します。
タンパク質は腸管を通って吸収された後も多くの問題を抱えています。それは、人間がタンパク質(アミノ酸)の貯蔵庫を本質的に持っていないからです。
人間が持っているタンパク質(アミノ酸)の貯蔵庫を一時的なもので、アミノ酸プールといいます。これは、いってみれば一時預かりのモータープールのようなものです。しかし、それも限りがあり、少しでも窒素残留物やタンパク質が多くなると、あふれ出てすべての臓器に負担となり、その結果、痛風をはじめとするさまざまな病気になるのです。で
は、どうすればタンパク質を上手に摂取できるのでしょうが。まず何といってもタンパク質を過剰に摂らないことが第一条件となります。どんなに消化のよいタンパクであっても過 剰に摂れば今述べたような問題が起こるからです。
35g/日というのは理想かもしれませんが、現代では50g/日前後あたりにとどめておくことがよいでしょう。