さまざまな調理に利用される酢。食用増進作用や食べ物のいたみを防ぐほかに、カルシウムを引き出す働きもあります。さらに畳の掃除や調理器具の消毒にも効果を発揮。酢の効用を覚えて積極的に活用しましょう。
不足しがちなカルシウムも摂りやすくなる
酢には、素材に含まれているカルシウムを引き出すチカラがあります。骨付きの肉をしょうゆと酢を合わせた煮汁で煮ると骨の中のカルシウムが煮汁に溶け出し、煮汁ごと食べればより多くのカルシウムを摂ることができるのです。小アジやイワシなどを酢で煮れば骨まで軟らかくなって丸ごといただくことができます。
どんな料理もさらにおいしく
「合わせ酢」という言葉があるように酢はどんな調味料ともよく調和し、さまざまな料理に活用できます。酢の原料は、おもに米や麦といった穀物やりんご、ぶどうなどの果物です。
原料によってできた酢の味や香りは異なるので料理に合わせて使い分ければいっそうおいしさの幅が広がります。一般に、寿司飯や酢の物、煮物など和食に使われるのは米を原料としたもの。果物を原料にしたものは、洋食によく合い、サラダのドレッシングやソースに使われます。