10年前の不倫相手の妻から
慰謝料300万円を請求された件。
これまでの経緯をいったんアメンバー限定記事にしておりますが、順次、より精緻にリライトして掲載してきます。
私は、
東出×子の代理人を名乗る
弁護士からの電話に、
さほど驚きはありませんでした。
ありふれた名前を聞いて、
ああ、･･･と、
すぐに10年も前の彼との
交際に思い当たったのは、
以下のことがあったからです。
2週間ほど前だろうか・・・
東出さんの名前で、
Facebookの友達申請が来ていたのです。
顔写真のないプロフィール。
でもきっと間違いない。
懐かしい気持ちに逡巡する。
でも、やっぱり承諾をするのは怖い。
私たちの関係は、
10年も前に終わったのだ。
今では私も結婚し、
彼に未練があるわけでもない。
そして何より、
私には大事な仕事がある。
10年来、専門職として、
看板を出して開業しているのです。
不倫しているなんて
噂を立てられたら･･････。
今更、
自ら評判を落とすようなことに
足を踏み入れたくはありません。
それに、今頃なぜ急に･･･？
なんとなく感じる違和感から、
私は彼からの友達申請を
承諾できずにいました。
しばらくすると、
その申請は消えてしまったのですがーー
今思えば、
この違和感は当たっていたのです。
私は後々、この時の自分の判断に
助けられることになるのですが。
しかし、
東出×子か･･･。
弁護士から届くという
内容証明の中身…
嫌な予感しかない。
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