愛車320dで「鳥取県内だけで、たまにNAVIの電源が急に落ちて、すぐに復帰する」という不思議な現象が起きるので、ディーラーにドック入りとなりました。

プログラムアップデートなので、すぐに済むのかな?と思ったら、代車のカギを渡されました。代車は現行型116i M-Sportです。

電動でないアジャスタでシートポジションを念入りに合わせ(やはり電動の方が無段階に調整できるのでいいですね)、M-Sport特有の太すぎるグリップ径のステアリングホイール(マイナーチェンジで、細くなったそうです)に手を添え走り出します。

「わ、低速トルクがない!」と言うのが第一印象。まぁ、320dの38.9kgmに対して、22.4kgmしかないので、仕方ないですね。。。 隣人の120iに乗った時はこの低速トルク不足は感じませんでした。普通に加速しようとすると、タコメーター下部の瞬間燃費計の右側に「アクセル踏み過ぎです」のワーニングが出て、これもストレス。。。 一度速度が乗ってしまえば、8速ATが小気味よくシフトアップをして、ガソリンエンジンらしいスムースで気持ちの良い加速を味あわせてくれます。

インパネはF系BMW共通のイメージでまとめられていますが、なんと水温計がない! VW-up!に水温計がなくってちょっとがっかりしましたが、BMWよ、お前もか!と言う感じです。まあ確かにオーバーヒートなんて滅多にするものではないし、ドイツ車はエンジン始動後に短時間で水温が上がり、90℃(320dは100℃)でピタッと安定するので、最近の国産車のように低温時と高温時のウォーニングランプがあれば良いのかもしれませんが、やはり車好き中年オヤジとしては水温計は欲しいのです。プジョー206ccなんて、油温計までついているのだ♪

M-Sportなので、(フロント)225/45R17 (リヤ)245/40R17という明らかにオーバースペックなタイヤを履いていますが、サスペンションは実にいいです。小さなギャップのいなしかたは320dよりいいかも知れません。F系になってから、ノーマルサスよりM-Sportのサスの方が乗り心地が良いと言われることが多いですが、確かにそうかもしれません。

ハンドリング、ブレーキもいう事なし。全てがBMW流にまとめ上げられています。でもやはり低速トルクの無さはいただけない。。。 一度最新クリーンディーゼルに乗ってしまうと、120PS級のガソリンエンジンには戻れないのかもしれません。。。

後はやはりこのフロントマスクかな。どう見てもカッコ良くないんですが。。。最近はやりの「ブサカワ」なんでしょうかねぇ・・・^^

で、愛車は二日後に戻って来ました。サービスさんの話によると、北海道と東北の一部で同じような症状が報告されているようですが、鳥取県では初めてだそうです。OSがアップデートされたNAVIは表示形式が変わっています。

丸で囲んだところですが、NAVI画面の右上に車線表示と交差点までの距離が出るようになったのと、トラベルボードコンピューターの表示形式が変わりました。後者はアップデート前の方が見易かったかな。他にも変わったところがないかチェックしてみます。

自宅からディーラーまでの市街地片道15㎞の燃費ですが
116i  10.7km/L
320d 13.9km/L
やはりパワフルかつ好燃費な320dは凄い!