今日はヤナセ初生店に新型SLKを試乗に行きました。事前に「今日乗りに行きますね」と担当のOさんに電話しておいたので、私のC200がお客さん駐車場に入ると同時にOさんがドアから出てきてくれました寂笑


関ものづくり研究所のブログ OさんがパラジウムシルバーのSLK200を用意してくれました。SLKは初代(R170)、二代目(R171)とちょっと「女性向け?」という感じの柔らかなデザインでしたが、三台目となるこの新型(R172)はSLS-AMGイメージのフロントマスクが迫力で、過去一番押し出しの強いものになっています。私はかなり好みです音譜


試乗は「Oさんが助手席に乗って、その辺りを一回り」だとばかり思っていたのですが、「どうぞお一人でお好きなだけ乗ってきて下さい」とのありがたいお言葉^^ さっそくヴァリオルーフを開けて出発です。


試乗車のグレードはSLK200BlueEFFICIENCY SPORTという最廉価バージョン、価格は525万円となかなかリーズナブル♪ ただし試乗車はメタリックペイントの84,000円とレザーパッケージの28万円のオプションが付いています。


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インテリアはいい感じですねぇ~ C200(フェイスリフト前)と違って華があります。まぁC200の事務机的インパネもメルセデスらしく良いのですけどね。


この写真の左にちらっと映っているNAVI画面ですが、やはり位置がちょっと低いです。C200のティルトアップ式NAVIの方が見やすいです。


メルセデスのメーターレイアウトは中央に大きめのスピードメーターと言うパターンが多いのですが、やはりSLKはメルセデスとしてもスポーツカーと位置付けているのでしょう、左にフルスケール260km/hのスピード、右にタコの同径のメーターが並びます。メーター間には様々な情報を表示するインフォメーションディスプレイ。左側のステアリングスイッチで表示を変更します。写真では見えませんがステアリング裏にはパドルシフトも付いています。


今日は暖かな陽が射してたものの、気温は10℃。決して暖かくはありません。しかし、サイドウィンドウを上げ、ヘッドレスト後方にある面白い形のウィンドディフレクターをセットすると、風邪の巻き込みはほとんど感じられません。当然のように装備されるシートヒーター、そして驚くのはエアスカーフ。ヘッドレストの支柱部にエアの吹出孔があり、暖かい風が首筋に優しく当たるのです。冬のオープンドライブには最高の装備で、まさに冬の露天風呂気分です♪(オープンカーに乗った事のない人の多くが誤解しておられますが、冬のオープンドライブって本当に気持ち良いのですよ~^^)


1.8Lターボエンジンはメルセデスらしく黒子に徹したもので、パワーは必要かつ十分、排気音も決して官能的なものではありません。「いかに疲労感を少なく移動するか」という目的には最高です。7G-Tronicと呼ばれる7速ATもBMWの8ATよりはシフトショックを感じるものの、やはり黒子的にいい仕事をしてくれます。


足回りは硬めですが、不快な突き上げはありません。試乗車はまだオドメーターが1,600kmの新車ですから、乗り込むにつれてもっとしなやかになってくると思います。


驚いたのはハンドリングがクイックなこと。長いフロントノーズがクイクイ曲がって行きます。C200と同じ感覚でステアリングホイールを回すと曲がりすぎる位です。



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自宅そばで写真を何枚か取りました。見事なスタイリングですね~♪ まるでオーナーのような顔をして映っているのは私です(*^_^*)












関ものづくり研究所のブログ この写真を撮り終えてからちょっとしたワインディングを走りました。クイックなハンドリングでなかなか楽しいですが、パドルシフトのレスポンスはとてもクイックとは言えず、基本は下り坂のシフトダウン用かな。ここはツインクラッチMTにかなうものではありませんが、このSLKは本気で峠を攻めるようなたぐいの車ではないと思います。

そこそこ交通量の多いバイパスを走っているとさすがに目立ちますねぇ。どうせ目立つのだったらボディカラーは真っ赤がいいかな^^


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途中でトリップメーターをリセットして、普通の走りでの燃費を計測してみました。9.5km/Lでしたから、私のC200とそんなに差はなく、TURBO+7G-Tronicは「とんでもなく燃費が良い」と言うわけではなさそうです(と、スーパーチャージャー+5ATの自分に言い聞かせています^^)。


総合すると、非常に良く出来たクーペコンバーティブル。車体の剛性感、足回り、そしてエンジン、ミッションと「さすがメルセデス」と言うレベルです。少し残念だったのがシートアジャストのためのレバー類です。最廉価版のSPORTは全てのアジャストが手動ですが、そのレバー類の剛性感やガタの大きさ(特にシートリフター)はかつてのメルセデス品質ではないなぁ・・・ まぁ、これだけの機能を持った車が525万円なのですから、小さいところには目をつぶらないとねウインク


結局1時間弱、オープンドライブを楽しんじゃいました♪ ヤナセ初生店のOさんには感謝です。SLKを降りて我が愛車C200アヴァンギャルドに乗ると、なんだかほんわかした気持ちになりました。やっぱりこいつはいい相棒だなぁ、あと4,000km弱で、車検を受けてから(今年の6月)15,000km走行になるので、定期点検、エンジンオイル・エレメント、ワイパーブレード、スパークプラグ(75,000kmごとの定期交換)を交換してあげよう。


午後にヤナセ初生店のサービスの方から連絡がありました。「お問い合わせの定期点検費用ですが、おおよそ67,000円になります。」 そっか~、今まではメルセデスケアで無料だったけど、本来はそんなにかかるんだ~((+_+)) まぁ、まだまだ長く乗るつもりなので、しっかりメンテナンスしてもらいましょうね(*^_^*)


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