うちの子のこと | 南大泉せき動物病院(練馬区) 診察室の隣から

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練馬区 大泉 保谷 武蔵関 西東京市の南大泉せき動物病院です。トリミング、病院情報をお送りします。

君がうちに来たのは2003年大学3年の春

あれから20年が経ちました

 

生後1週間まだまだ離乳前

眼も開いてない

 

ミルクをあげる日々

大学に行く朝、昼、実習前、夜中も3時間起きに哺乳瓶を煮沸

(ひっくり返しての哺乳は気をつけてください)

 

初自力トイレ

ずっと後ろをついて回るくらい私のことが好きなのに

ぼちぼち噛んでくるのは変わらず


 

すくすく

すっかり大きく育ちました

 

 

そして国家試験、就職

初めての引っ越しでは慣れるまで押し入れに引きこもり

転職するたびに引っ越しにつき合わせて申し訳ない

でも二回目からはもう慣れてくれた

 

トイレは一回も失敗しない子でしたね

 
 

 
 

 
犬のごはん盗食

 

 

14歳の夏

夜に腹痛、腎数値が大変なことになり静脈留置を入れたこと

尿管結石の手術

 

 
 

 
 

 

 

それからは毎日の皮下点滴、針さしても何も言わずさすがです

 

 

 
 
 

 
 
 

 

 

18歳の春

再度尿管結石

腎数値もカリウムも高くかなり危なかったけれど、手術をがんばってくれました

 

 

 
 

 
 

 

19歳の春

SUBシステムを入れたことから細菌感染も併発して毎日の抗生剤の注射も加わりました

 

そして20歳の春

それまで定位置だった出窓に昇れなくなってきた

 

20歳と5か月

けいれん発作を起こし、今回は。。。と覚悟を決めた

と思ったら食欲復活

認知症は始まってしまいましたが、まだ一緒の布団で丸くなって寝てくれる

おしっこが出ちゃうのでベッドマットレスにクエン酸をふりかけてサーキュレーターで乾燥させることも何度もありましたね

 

 

 

 

20歳と6か月

立てなくなったけれど、ウェットフードは最後まで食べてくれました

3日間は立たせてちゅーるだけ食べてすやすや寝て

寝てるのかな?と思うほど静かに旅立っていきましたね

病院の休診日に合わせるかのような旅立ち

そんなところまで気にしなくていいのに

 

 

 

 

 

 

 

20年と半年

私が20歳から41歳まで、自分の半身のような、相棒のようなそんな君

大学生から獣医師1年目、開業してから、中年になるまでそばにいてくれた猫

 

また会う日まで先に行って待っててください