太平洋奇跡の作戦 キスカ・・・奇跡の撤収作戦 | お気楽セカンドライフ

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快適なセカンドライフをめざす、お気楽親父です。 隔週で三浦半島の別宅でセカンドライフを送っています

こんばんはお気楽です。


なんとか、今日で「太平洋奇跡の作戦 キスカ」完結です。ガーン


キスカ湾で救出を待つ守備隊が聞いたのは、艦隊同士の砲撃戦でした。




翌朝、キスカ島北西の崖沿いに第一水雷戦隊が全艦無傷で、現われました。




昨夜キスカ湾の砲声を知らせる無電を傍受していました。




レーダーの影を日本艦隊と誤認した、米艦隊の同士討ちの砲声でした。ニコニコ


あのまま突入していたら、待ち伏せしていた米艦隊と本物の砲撃戦となって


いた筈です。


田崎艦長の称賛の言葉です。↓





しかしこの海域は潮流れが速く、水路の調査ができてません。叫び




視界100mの中、田崎艦長による必死の操艦が始まります。




しかし、潮流に流され、思うように進めません。(>_<)


それを見ていた三船司令官


三船司令官「艦長、舵をもらうぞ」


そして、驚きの命令を発します↓




視界100mでのこの命令に驚く田崎艦長


三船司令官「この流れでは、全速でないと、流される」




旗艦の操艦をしながらも、後続の各艦への注意を忘れません。




この一連のシーン、円谷特撮が素晴らしいです。


これを見た、アメリカの観客・・実写だと疑わなかったそうです。


その頃、キスカ島のレーダーはキスカ湾から、離れて行く米艦隊を確認しましたが


それと、入れ替わりに、新たに北東から近ずく、別の艦隊を捕えます。




増援の米艦隊と判断したキスカ島では、




全島に警戒情報を流します。




第一水雷戦隊は島影に隠れながら、北西から、島を回り込み、北東から、


キスカ湾に向かっていました。


濃霧の中、探照灯で、お互いの位置を確認しながら・・・


世界の映画人が霧の艦隊と称賛したシーンが続きます。



島の最北端の監視哨が、エンジンの音を聞き、全島に警戒警報を発します。




霧の中から現れた艦影に向って、吠える軍用犬



当時中坊のお気楽このシーンで↑目から汗が出ましたよ~泣き


敵艦隊の接近で、第一水雷戦隊方向に砲を向けていた、守備隊に


入港ラッパの音が、少しづつ、大きくなってきます。



それが、入港用意のラッパだと、判り、狂喜する兵達音譜



そこで、無線封鎖解除を命じる三船司令官




入港時間を PM00:00に変更します。


この入港予定時間変更こそ、奇跡の瞬間です。


史実によれば、昨夜、同士打ちをして、砲弾を打ちつくした、米艦隊が、


砲弾補給の為にキスカ湾を引き上げた直後に第一水雷戦隊が入港するからです。


そして、夕方には、また米艦隊のキスカ島包囲が始まるという、


その数時間の間しか、入港のチャンスはなかったのです。


島内の各地から、守備隊がキスカ湾に駆けて行きます。ニコニコ




軍用犬は船に乗せられないので、最後の餌を与える兵隊さん


「一度に食わずに、少しずつ食べるんだぞ」


後ろのお山、富士山ですけどにひひ


兵隊さんの指示に構わず、ガッツク軍用犬達ガーン


名シーンです。


この軍用犬の運命は?


当時中坊のお気楽、可哀想でしかたありませんでした。






ある部隊では、PM0:00集合を聞いた時は、昼食準備中だったそうですが、


食器を投げ出して、駈け出したそうです。


続々と奥河口湖キスカ湾に集まる守備隊。




その時、一人の兵隊(中山豊さん)が↓




島影から、旗艦阿武隈が現われました。バンザイ



そして、更なる奇跡が・・・・・


史実でも艦隊が入港する直前、農務が薄くなり、キスカ湾に1時間程、


薄日が射したそうです。夕陽


敵が上陸した時は軍医長自らの手で我々を射殺して下さいドクロ


と言っていた負傷兵の中尉さん↓



部下の言葉に↑・・・・


嬉しかったんでしょうねニコニコ




阿武隈艦橋で、キスカ湾を見て歓声の声を上げる稲葉参謀



艦隊が停止すると、上陸用舟艇に一斉に乗船開始です。




部下達を見守る、藤田司令官、土屋参謀





上陸用舟艇と救出艦隊の両方で歓声をあげ手を振りあう船員、守備隊達。




寂しげに泣く軍用犬




中丸参謀は、まだ残っている兵隊がいないか、島中を探しまわります。


島といっても、表富士新5合目なんですけどね(・ω・)/




すると、電探基地では、電探士が、島の周囲の米艦隊の監視続行中でした。エライ



電探基地に爆薬を仕掛けて、逃げる中丸参謀達





中丸忠雄さんご本人から直接伺ったところでは、


このシーン、最初、爆発しなくて、撮り直したそうですが、


スタッフは遠くに避難する中、逃げ遅れて、爆発したらと、必死で走ったそうです。ドクロ

スタッフによれば、今度は、途中で爆発するかも?と騙されたそうです。にひひ


どおりで、逃げ方、堂にいってますよね。にひひ


そして、中丸参謀、藤田司令官に、全員撤収終了の報告。


さすが、電送人間、中丸忠雄さん、車でも1時間かかる、富士山御殿場口から


奥河口湖まで、息も切らさず、数分で走っちゃったようです。ガーン


最期の上陸用舟艇でキスカ島を離れる、藤田長官




守備隊全員の収容を報告する、田崎艦長



淡々と、帰ろう と三船司令官



そこへ、お礼に来た、藤田司令官


見つめあう三船、藤田両司令官


この二人のツーショット・・黒沢映画でもよく見ますが、お二人とも貫禄ありますね~



そして三船司令官の命令一下



犬2匹を残して、島を後にします。



そして團伊玖磨さんのキスカマーチの流れる中最期のシーンです






そうです、軍用犬は史実でも無事米軍に保護されます。パチパチ


公開時、劇場が拍手喝采で湧きかえったというの、よく判りますよね。


戦後、有名な戦史学者は「米軍史上、最も見事な上陸作戦」と皮肉ったと


最初のプログで書いた通りの結果だったデショ?


最期の3回は、ハショッテ書きましたが、6回に渡った今回の


太平洋奇跡の作戦 キスカ


最期まで読んで頂き、ありがとうございました。


しか~し次回予定の海底軍艦6回以下で終わるんやろかスカル