ヒノキ風呂
いきなり、誰に頼まれたわけでもないけどヒノキ風呂のよい所を紹介したい。ヒノキ風呂の一番の売りはなんと言っても香りだろう。風呂に浸かってリラックスした状態のときに嗅ぐヒノキの香りは極楽という言葉以外にない。いや、サイコーとも言える。どちらでもよいが、なぜ日本人はこんなすばらしいものを温泉旅館にしか置かないのか不思議でならない。このすばらしさをほとんどの人は知らないのだろうか?世の中を見渡しても誰も広めようとする気配がないので、ここは俺が一肌脱いで宣伝して回ろうと思う。さっそく、バイクの横にヒノキ風呂を取り付けてサイドカーのようにして回ることにした。
風でタオルが飛ばされないように何か工夫しないとヤバイな。一枚しか持ってないからな。それに宣伝するなら目立たないとダメだな。ドラムセットのシンバルを取り付けてやろう。これを16ビートで刻んで通行人を振り向かせてやる。おっと、大事な宣伝を忘れたらダメだ。う~ん、風呂の横に何て書こうか?
「ヒノキ風呂 サイコー」 ありきたり過ぎる。
「ヒノキボンバイエ」 意味が分からん。
「ヒノキ風呂ショールームへゴー」 こんな感じでえーか
バリバリバリバリ~ チ~チキチチチチ
「なんか変なバイク来た~」
「おい見てみろ!横になんか書いてあるぞ!」
「水で所々消えてるけど、なになに? ヒノショーヘー」
火野正平の宣伝になっとるがな!