昨日は、要約すると「ブログ主は洋画・洋楽に興味がない」というような内容の記事を書いていたわけですが。
洋楽の中でもとりわけK-POPってブログ主に限らず反発の声が多いよな……と常々感じていた疑問の答えを見た気がしました。
HYBE、2024年パリ夏季五輪用のペンライトを制作
— Kstyle (@Kstyle_news) July 9, 2024
現地のコリアハウスなどに約5千個を提供https://t.co/yzF4iUkXjs#HYBE #Paris2024 pic.twitter.com/M1HCZBawzt
もう掲載休止されているので、今は上のつぶやきクリックしても記事の内容は読めないのですが。
リプを辿れば、有識者の方が元の内容を貼ったりしてくれてますので何が起きたのかは容易に分かると思います。
平たく言うと、実は今年開催だったらしい(※ブログ主は洋画・洋楽に続いてスポーツ全般にも一切興味がありません)パリ五輪の記念ペンライト? を韓国が作成して提供した、って記事だったらしいのですが。
その記事の中に、大きな間違いが2点あったそうです。
まず1点目。五輪で記念ペンライトが作られるのは今回が初めて! 韓国が初めて!
→前回の東京五輪でも日本が記念ペンライト作成されてますが?
正直、どうしてこんな間違いが起きるのか不思議でならないのですよね。まだネットも発達してなかった50年前の五輪でも実は作られてた……とかなら分からなくもないのですが、前回五輪ですよ? しかも前回は開催が一年遅れたから、たったの3年前ですよ??
調べれば記念ペンライトがあったかどうかくらいすぐ分かるだろうに、この記事って誰かの検閲は受けなかったんでしょうか? まさか記者が調べもせずに勝手に書いてノーチェックでネットにアップしたというのか?
そして2点目。最初に騒動になったのはこっちの間違い。
ペンライトで推しを応援する文化は韓国が発祥!!
→1974年に西城秀樹さんが懐中電灯を持ってきて、とヲタに頼み、翌年にペンライトという形で発売されたのが始まりです。
もう朝から、ヲタの訂正つぶやきが一斉に流れてきてましてね……西城秀樹さんの全盛期なんてもう半世紀も前のことなのに、今の時代にまで語り継がれてるってそれだけ偉大な文化ってことですよ!! 他国の文化をないがしろにしてその手柄を横取りするとか、やり方があまりにも薄汚い!!
そもそも多数突っ込まれていたのですが、K-POPは元々は風船を振って応援してたはずで、ペンライトで応援し始めたのって割と最近のことらしい。それで「発祥」を自称するとか図々しいにも程がないか?
ただ、ここでちょっと注意喚起ですが。この騒動でペンライトの歴史を延々と語る(○年の××のコンサートで既にペンライトが販売されていた等)アカウントが続出していたのですが。その中に、「完全制御ペンライトを最初に取り入れたのは2014年の嵐のコンサートが最初」みたいなつぶやきがちらほら流れては誰かに訂正される、って流れが散見されました。
完全制御ペンライト、少なくとも2013年? 2012年だったかな? とにかく嵐より前にいきものがかりのライブで使われていたらしいです。
ムビステは誰が発祥か、は意見が割れるところですが、少なくとも完全制御ペンライトが嵐発祥でないのは確かっぽいので、ヲタの皆様は韓国発祥ごり押しの二の舞にならぬようご注意を……ちなみにブログ主は完全制御ペンライトを評価してない一人ですw ヲタが自発的に推しの色に変えて会場を染め上げるのがエモかったのに!! スタッフの制御で強引に色を変えるなんて!! ペンラの色で推しにアピールするの楽しかったのに!! 失礼、話がそれましたが。
ともかく、そんなわけでヲタからの反論が殺到しまくった結果、かのサイトはニュースを取り下げるに至ったのでした。
ってか最初、ペンライトの発祥のみ騒がれていたときはしれっと「韓国発祥」を「アイドル文化」に置き換えて訂正しましたよーって逃げようとしていたんですが、ここに記念ペンラの間違いまで指摘されて取り下げるに至ったとのことです。
しかし、取り下げられたのは日本向けの記事だけで、韓国、英語圏に展開されている同ニュースは訂正なしのまま放置されているらしい……日本のヲタがうるさいからって小手先でごまかされた感……
ちなみに西城秀樹さんは確かジャニーズではなかった……はずですが、反応していたヲタにジャニヲタさんがやたら多かったのは、ブログ主のTLが基本的に嵐ファンで構成されてるからですかね? 他界隈の方々も反応してた?
どの分野であろうと、ヲタの記憶力と熱意を馬鹿にしてはならんということですよ。自担が世界中に知られていて世界中から愛されてると思うほどうぬぼれてはいないけれど、軽んじられるのは許せない……ヲタクとはそういう生き物です。