これ以上無いくらい説得力のある言葉 | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

タイトル何のことやねん、と言われそうですが、ブログ主が中立の立場でいたいなあ、と言っていた例のセンシティブ騒動についてです。

ついに被害者同盟が結束されたとかご大層な名前の組織が動き出したとか、騒動は加害者不在のまま、どんどん肥大化していっている印象ですが。

ここに来てジャニーズの重鎮がこれ以上無いくらい説得力の無い言葉を残してくれた、という話。

 

誰のことかと言うとこの方。

 

 

先日、何十年ぶりかの再結成が話題になった男闘呼組の岡本健一さんのライブでの発言です。

めちゃくちゃ要約すると、こんな感じの発言をされていたとのこと。

 

①自分も自分の周りも被害にあっていない。あっていたらこの場に立っていない

②そもそもそんな話があったら息子をジャニーズに入れていない

③もちろん、自分が被害に合っていないというだけで、今現在、被害を訴えている方の話を否定しているわけではない

 

この②がめちゃくちゃ説得力があるよな、と……

①だけなら、デビューのため、お金のため、売れるため……で、忖度している、という可能性もゼロではないと言われてしまいそうですが。岡本氏の場合は②があるから話の信憑性が一気に増すというか。

 

事務所がそんなにやばい場所だったら、自分の息子を預けようなんて思うわけがない。

 

これまでいろんな証言を聞いてきましたが、正直、これに勝る説得力は無かったですよね……

確かに自分がデビューのために身を売らされたのだとしたら、息子は絶対に事務所に近づけよう、なんて思わないですよね。

少なくとも岡本氏にとっては、事務所は信頼のおける場所で、息子を預けてもいいと思える場所だった。この話を否定してしまったら、岡本氏は性被害がはびこる場所だと分かってて息子を預けた毒親になってしまう。

 

そして岡本氏の発言が事実だとすると、今度は被害に合っていた方々の「売れるために我慢」「デビューのために我慢」という言葉がおかしくなってしまう。

デビュー組で売れっ子だった男闘呼組がその周辺も含めて被害に合っていなくて、今、被害に合ったと訴えている方々は正直、Notジャニヲタにとってはジャニーズに居たことすら知らないレベルの元Jr.ばかりで、被害者の会に実際に売れたデビュー組の人がいない。一体どういうことなのか。

今現在に至るまで全くのノーリアクション貫いてますが、多分、大野智も岡本氏と同じく被害に合ってないし何も知らなかった側だろうとこれまでのジャニーさんに寄せる信頼の言葉から思ってますが、そうなると嵐メンバーも多分、被害者には含まれてはいない? デビューしたくて被害を我慢していたJr.もいる一方で、デビューなんかしたく無かったのにデビューさせられたJr.もいる? 何だかいろいろ矛盾しているような。

 

この問題、加害者とされるジャニー社長がもう亡くなってるから決着のつけようが無いと思うんですけど、被害者の会の方々はどうなってくれたら満足なんでしょうね……

お金じゃない、週刊誌からだってお金は一切もらってない、と言っておられる被害者の方がいるみたいですが、本気でジャニーズ事務所が解体して今活躍してる現役ジャニーズとデビュー夢見て頑張ってるJr.全員と彼らを支えているスタッフが全員、路頭に迷えば満足なんでしょうか? それなら、ジャニーさんの後継者とまで言われた滝沢さん率いるTOBEの方々はいいのか? ジュリー現社長に知らなかったわけがない、と言うのなら、同じレベルで一番近しい場所にいた滝沢さんにも同じく「知らなかったわけがない」と言えると思うのですが、そちらは今のところ本人達も被害者の会も無関係を貫いている不思議。

TOBE設立のタイミングといい、何か裏がありそうだよな……などと邪推が広がるのですが、それは考えすぎなのか。