わたしが鍵部屋を好きな理由② | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

本日から5×20 大阪公演開始!!

京セラドームの外で記念撮影してたとか、実はこのコンサートが仕事始めのメンバーもいたりで長めの正月休みをもらったとかぽろぽろ情報が来ていますが、セトリは変わらずで特に新しいお知らせなどもなかったもよう。

大野智のソロダンス時にスポットライト? が動かないなるトラブルがあったようですが! そんなトラブルものともせず大野智のソロダンスは変わらぬ素晴らしさだった、との情報も得ていますよ!

後2日! 明日と明後日のライブが終わったら、4月まで少し期間が開きます。その間に5×20がどんな進化を遂げるか、今から楽しみですねー!

 

とりあえず本日の冒頭の小話はこちら。

 

 

昨日、新年一発目のレギュラー放送「VS嵐」が放送されました!

とにかく大野智の見所たくさんな回でしたよ! BARに1人で行きたい、と告白してこんなに話題になる38歳は他にはいないでしょう(笑)

冬嵐でかまくらを作ったことがある大野智とか草津温泉で見事答えが一致して櫻井さんの肩を叩く大野智とか、多分撮影したのは去年だろうけど(禁句)、年始早々に眼福映像をたくさんありがとうございました!

 

さて、今日の話題。

 

ブログ主が鍵部屋Loverな理由その2! 本当は一昨日の記事一回で終わるはずだったのにやたら長くなって2回に分かれたという……鍵部屋堕ちのブログ主に鍵部屋を語らせたら長くなります。ご了承下さい。

何かあれこれもっともらしいこと書いてるけど全部個人的な感想で何ら裏付けがあるわけでありませんのでそちらもご了承下さい。

全てOKよ! と言う方のみ以下をどうぞ!

 

えー前置きを経て本題。

何故、ブログ主はこんなに鍵部屋のことが好きなのか、ドラマ「鍵のかかった部屋」がこんなに大好きでリスペクトしてやまないのか?

前回の記事では、その理由として「原作ありなのに原作を無視していてそれなのに原作ファンに受け入れられたのがすごい」と書きました。

では、何故、ドラマ「鍵のかかった部屋」の榎本は原作の榎本径とかけ離れた人物像なのに原作ファンにも……それどころか原作者にまで絶賛され受け入れられたのか? それは何と言っても!

 

・大野智の愛され力と演技力が見事に融合していたから

 

この一言に尽きると思うのですよね!(鼻息荒く)

原作の榎本は一言でいえばチャラいです。抜け目が無いと言うか要領がいいと言うか、とにかくよくしゃべるし女性の扱いにも慣れているし全体的に「軽い男」と言う印象があります。

それに対して、大野智が演じた榎本径はこんな人間です。

 

・無口で無表情でコミュ障

・スキルと知識だけは随一

・必要なこと以外しゃべらない

・たまに必要なこともしゃべらない

 

専門分野についてはエキスパートだけどそれ以外が一切駄目、という主人公は実はそう珍しくないです。

というか後の「世界一難しい恋」の鮫島零治にもその気がありました。仕事についてはとても優秀だけど、コミュニケーション能力に問題あり、と言う主人公は一種のテンプレートです。

けれど、そのコミュ障ぶりが視聴者に不快感を与えないのが大野智のすごいことなんですよ!(鼻息荒く)

上にも上げた鮫島零治は、プロデューサーから「もっと視聴者に嫌われると思ったのに蓋を開けてみたらみんな社長の味方についてむしろヒロインが嫌われた」と言わしめるほど愛されキャラになりました。

そして「視聴者に愛された」と言えば、榎本径は鮫島零治を上回りますよ。榎本径の場合、いつもぶっきらぼうで素っ気ないのに何気ない仕草がものすごく可愛いんですよ!!(※語弊のある言い方)

例えば、3話で青砥純子と「彼氏いますか」「どうして女性はすぐ恋愛の話をしたがるのか」って会話を交わしているときの、ネット上で「どどどDTちゃうわ!」とツッコミの嵐をくらったキョドりぶりとか!

6話で青砥純子と観劇に行ったとき「学芸会以来ですね」「学芸会って(プッ)」と失笑されたときのしょんぼりぶりとか!

10話でパソコンを凝視しているとき、横から覗き込んで来た青砥純子との距離の近さに1人狼狽しているうろたえぶりとか!

 

大体、知識はすごいけどコミュ障な主人公と言うのは、ドラマを通してヒロインの影響により人間として成長していく……と言うのが一種のお約束で、成長の過程を見せるために1話ではより変人ぶりが強調される傾向にあります。まあようするに、1話の段階では「この主人公……知識はすごいんだろうけどお近づきにはなりたくないな……」と思われてなんぼ、と言うことです。

しかし大野智演じる榎本径は、コミュ障はコミュ障なんだろうけれど一切不快感を与えないのがもう一つすごい。

これはヲタの欲目ではないと思っています。だって一話放送当時、ブログ主は大野智のことを知りませんでした(実話)

ブログ主は原作のファンだったからドラマを見始めたのであって、その時点で「嵐」というグループのことはかろうじて櫻井さんと松本さんの名前は知っている、二宮さんも多分分かる。後の2人はちょっと自信が無い、というレベルの知識しかなかったのです。

そんなブログ主が一話の冒頭十分でいきなり沼に堕ちたのだから、大野智恐るべし……ですね。

 

はっ、何か話がまとまってない! つまり、鍵部屋の何がすごいのかと言うと!

その1 原作ありなのに原作を無視していてそれなのに原作ファンに受け入れられたのがすごい

その2 コミュ障の主人公をあそこまで愛されキャラに仕上げた大野智の演技力がすごい

 

もう一つ加えるなら、メインキャラが榎本、青砥純子、芹沢の3名のみ。準レギュラーとして鴻野刑事とか水城里奈嬢とかもいますが、事件が起きて事件解決に向けて動き回るメインはこの3人です。月9でメインキャラが3人と言うのはかなり少ない方らしいです。

キャラが少ないと言うことは必然的に一人当たりのシーンが増えることになるため、「このキャラ苦手なんだよなあ」と思われてしまうと一気に視聴者が離れてしまうリスクがありますし、単純に「話を広がらない!!」という難点があるのですが!

青砥純子を演じた戸田恵梨香さん、芹沢を演じた佐藤浩市さん。お2人ともベテラン女優・俳優らしく、安定した演技力で大野智演じる榎本径との丁々発止のやり取りが毎週楽しみでありました。

ああ見たい。またこの3人の掛け合いが見たい。しかし青砥純子こと戸田恵梨香さんは今年の4月から朝ドラの撮影に入ってしまうのです……それも主演……これは、他のドラマ映画の撮影はしばらくお休みになる可能性が大、ですよねー……

 

さて、長々と語ってきましたが、何で今更、こんなに鍵部屋について熱く語っているのかと言うと1月期の月9ドラマ「トレース」のスタッフが鍵部屋スタッフで構成されていて、ドラマの構成とか音楽とか、いろんな部分で鍵部屋を思い出すのです!

原作者がドラマを気に入ってスピンオフで小説に芹沢を出してくれたり、全然別人だったはずの原作・榎本径が大野智に寄って行ったりしているので、ヲタとしてはどうしても続編を諦めきれないのです。

どうかどうかスタッフ様そのままスライドで鍵部屋続編を……と祈りながら、本日はここまで!